みなさまこんにちは。
国産車には魅力を感じないし、マッチョなアメ車も論外だけど、ベンツやBMWって柄でもないし、フォルクスワーゲンゴルフはみんな乗ってるし。そう、フランス車とはそんなあなたのためにあるのです。
優れた内外装のデザインとフランス車ならではのしなやかな乗り味、そして高い実用性。一度ハマると抜け出そうにもフランス車以外になかなか欲しい車が見当たらなくなってしまう。それがフランス車の魅力なんですねー。
でも、ぶっちゃけフランス車ってどうなのよ？壊れるんじゃないの？と。
さて、フランス車は日本車やドイツ車よりも故障しやすいのでしょうか？
結論を言います。壊れたのを修理して乗り続けるのがエンスーです。イタフラ（イタリア・フランス車）乗りってのはそういうもんです。
嘘です。
13年で3台のプジョーを乗り継いだ私の経験からは、フランス車はそんなには故障しないんですが、まあ、私はかなり仏車バイアスがかかっていますので、まずは客観的な評価から見てみましょうか。
イギリスの民間保証会社、Warranty Direct社が発表した、Reliability Index（信頼性調査）をご紹介します。これはWarranty Direct社が持つおよそ50,000件の修理に関するデータを元に、故障の頻度と修理費用を指標化したものです。さすが保証サービス会社、いいデータを持っていますね。JD POWERなどが発表している顧客満足度調査もありますが、故障率に的を絞った評価は珍しいと思います。
ではランキングです。下位の方は省略してありますので、詳細はリンクをご覧ください。
Honda named most reliable car for eighth year in a row while Bentley hits back at claim 86% of cars suffered faults last year
http://www.thisismoney.co.uk/money/cars/article-2377617/Most-reliable-cars-2013-Honda-tops-league-Bentley-comes-last.html
This is Money
左から、順位、国籍、メーカー、信頼性スコア、です。
1 日 Honda 39
2 日 Suzuki 46
3= 韓 Hyundai 63
3= 日 Subaru 63
5 日 Toyota 70
6 日 Lexus 81
7 米 Chevrolet 88
8 日 Mitsubishi 89
9 米 Ford 94
9 日 Mazda 94
11 日 Nissan 96
12 伊 Fiat 97
13 仏 Citroen 101
13 チェコ Skoda 101
15 仏 Peugeot 105
20 英 Vauxhall 127（＝独Opel）
21 独 Volkswagen 135
22 英 Mini 138
23 仏 Renault 142
26= 独 BMW 173
26= 瑞 Volvo 173
30 独 Mercedes-Benz 219
31 独 Audi 230
35 伊 Alfa Romeo 251
36 独 Porsche 270
38 英 Bentley 482（最下位）
日本車、すげー。上位10社中8社が日本メーカーです。欧州メーカーの最高位はフィアットの12位。フランス勢はシトロエンが13位、プジョーが15位、ルノーが23位でした。
ドイツ勢はヴォクソール（オペル）が20位、フォルクスワーゲンが21位、BMWやメルセデスはさらに下位となっていて、プジョーやシトロエンよりも低いスコアでした。
なんだ、フランス車すごいじゃん。まあ、この指標は故障率と修理費用に基づいていますので、高価なパーツが使用されている高級車ほどランクが下がる傾向があります。それでもフランス車の評価ってのはいい方じゃないですか。日本車には敵わないけど、欧州車のなかでは平均的といえると思います。
もっとも、これはあくまでもイギリスでの評価ということを理解しておく必要はあります。日本に輸入された場合の信頼性は、また別の問題があります。それは、日本の道路状況や走行スタイル、それに高温多湿な気候に耐えうる対策がどれだけ取られているかです。プジョーの4速AT、AL4が壊れまくった理由はストップ&ゴーの多い走行パターンと日本の夏の暑さに耐えられなかったためですからね。要するに、開発時にどれだけ日本向けの対策ができるか、また問題が発生したら迅速に仕様変更や対策品を用意できるかによって変わってくるかと思います。この辺はメーカーの体力勝負かもしれませんね。
そういう意味では、国内での販売台数が多いドイツ車は、より日本の環境にあった仕様の部品を用意できる可能性はあるとおもいます。実際のところはよくわからないんですけどね。日本でもReliability Indexのような調査があるといいんですけど。
ということで、データで見るとフランス車もそんなには壊れませんよということがわかりました。じゃあ、実際に乗ってみてどうなのよ、というところは、長くなりましたので次回に続きます。
国産車には魅力を感じないし、マッチョなアメ車も論外だけど、ベンツやBMWって柄でもないし、フォルクスワーゲンゴルフはみんな乗ってるし。そう、フランス車とはそんなあなたのためにあるのです。
優れた内外装のデザインとフランス車ならではのしなやかな乗り味、そして高い実用性。一度ハマると抜け出そうにもフランス車以外になかなか欲しい車が見当たらなくなってしまう。それがフランス車の魅力なんですねー。
でも、ぶっちゃけフランス車ってどうなのよ？壊れるんじゃないの？と。
さて、フランス車は日本車やドイツ車よりも故障しやすいのでしょうか？
結論を言います。壊れたのを修理して乗り続けるのがエンスーです。イタフラ（イタリア・フランス車）乗りってのはそういうもんです。
嘘です。
13年で3台のプジョーを乗り継いだ私の経験からは、フランス車はそんなには故障しないんですが、まあ、私はかなり仏車バイアスがかかっていますので、まずは客観的な評価から見てみましょうか。
イギリスの民間保証会社、Warranty Direct社が発表した、Reliability Index（信頼性調査）をご紹介します。これはWarranty Direct社が持つおよそ50,000件の修理に関するデータを元に、故障の頻度と修理費用を指標化したものです。さすが保証サービス会社、いいデータを持っていますね。JD POWERなどが発表している顧客満足度調査もありますが、故障率に的を絞った評価は珍しいと思います。
ではランキングです。下位の方は省略してありますので、詳細はリンクをご覧ください。
Honda named most reliable car for eighth year in a row while Bentley hits back at claim 86% of cars suffered faults last year
http://www.thisismoney.co.uk/money/cars/article-2377617/Most-reliable-cars-2013-Honda-tops-league-Bentley-comes-last.html
This is Money
左から、順位、国籍、メーカー、信頼性スコア、です。
1 日 Honda 39
2 日 Suzuki 46
3= 韓 Hyundai 63
3= 日 Subaru 63
5 日 Toyota 70
6 日 Lexus 81
7 米 Chevrolet 88
8 日 Mitsubishi 89
9 米 Ford 94
9 日 Mazda 94
11 日 Nissan 96
12 伊 Fiat 97
13 仏 Citroen 101
13 チェコ Skoda 101
15 仏 Peugeot 105
20 英 Vauxhall 127（＝独Opel）
21 独 Volkswagen 135
22 英 Mini 138
23 仏 Renault 142
26= 独 BMW 173
26= 瑞 Volvo 173
30 独 Mercedes-Benz 219
31 独 Audi 230
35 伊 Alfa Romeo 251
36 独 Porsche 270
38 英 Bentley 482（最下位）
日本車、すげー。上位10社中8社が日本メーカーです。欧州メーカーの最高位はフィアットの12位。フランス勢はシトロエンが13位、プジョーが15位、ルノーが23位でした。
ドイツ勢はヴォクソール（オペル）が20位、フォルクスワーゲンが21位、BMWやメルセデスはさらに下位となっていて、プジョーやシトロエンよりも低いスコアでした。
なんだ、フランス車すごいじゃん。まあ、この指標は故障率と修理費用に基づいていますので、高価なパーツが使用されている高級車ほどランクが下がる傾向があります。それでもフランス車の評価ってのはいい方じゃないですか。日本車には敵わないけど、欧州車のなかでは平均的といえると思います。
もっとも、これはあくまでもイギリスでの評価ということを理解しておく必要はあります。日本に輸入された場合の信頼性は、また別の問題があります。それは、日本の道路状況や走行スタイル、それに高温多湿な気候に耐えうる対策がどれだけ取られているかです。プジョーの4速AT、AL4が壊れまくった理由はストップ&ゴーの多い走行パターンと日本の夏の暑さに耐えられなかったためですからね。要するに、開発時にどれだけ日本向けの対策ができるか、また問題が発生したら迅速に仕様変更や対策品を用意できるかによって変わってくるかと思います。この辺はメーカーの体力勝負かもしれませんね。
そういう意味では、国内での販売台数が多いドイツ車は、より日本の環境にあった仕様の部品を用意できる可能性はあるとおもいます。実際のところはよくわからないんですけどね。日本でもReliability Indexのような調査があるといいんですけど。
ということで、データで見るとフランス車もそんなには壊れませんよということがわかりました。じゃあ、実際に乗ってみてどうなのよ、というところは、長くなりましたので次回に続きます。
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