みなさまこんにちは。
いよいよ消費税の増税が4月に迫ってきておりますが、みなさま駆け込み消費に勤しんでいらっしゃるのでしょうか。
でも、いくら値上げ直前とはいえ、スーパーの食料品や日用品まで品薄になっちゃうのは、ちょっとどうかと思いますけどね。どうせ4月になったら、反動冷え込み対策キャンペーンや在庫処分があるでしょうし、誰もが欲しいと思う時の買い物は、往々にして高くつくものです。基本的には「必要なものを必要な時に必要なだけ」購入するのが家計管理の鉄則です。
そういう私も本来4月にやる予定の12ヶ月点検を前倒しで完了させちゃいました。バックカメラもつけたから、8%の時より2,000円くらい安かったかな。てへ。
さて、輸入車販売も増税前ということで例年になく盛り上がっております。消費税5%込で300万円の自動車は、増税後は約308万円になっちゃうわけですから、そりゃあ増税前の方がいいですよね。ただし値引きが同額だった場合というのが大前提ですけどね。個人的には、ディーラーが売れなくて困っている時期の方が、いい条件を引き出せるような気がします。
ちなみに、課税のタイミングは引き渡し時点です。自動車の場合は登録日か納車日が課税の基準となります。つまり、3月中に契約してもナンバー登録が4月になると、原則として8%が課税されます。まあ、個人向けの場合は、3月登録予定で現金一括5%税込で支払ったのに事情で4月登録になったとしても、差額消費税3%を後から請求されるなんてことはないと思いますが。
さて、そんな状況で2月の輸入車新車登録台数速報が出ましたのでまとめてみました。数字は海外ブランドの乗用車のみ。出典はJAIA、日本自動車輸入組合です。
多くのブランドが前年比大幅増となりました。全体でも昨年比38%増となっています。リーマンショック以降は輸入車販売は概ね好調ですので、これだけでは駆け込みによる需要の先食いなのか、車種そのものの人気によるものなのかはわかりません。
販売の現場としては、駆け込みだろうと何だろうと取れる契約は全て取ろうということかと思います。駆け込み受注をすべて消化できるとも限りません。どれだけ日本に台数を回してもらえるか、もっと言うと、どれだけ生産を日本向けに組み入れてもらえるか次第です。ここがインポーターの辛いところですね。
さて、ブランド別の実績です。フォルクスワーゲンは安定のトップですね。DSGのリコールもなんのその。来月はモデル別トップ20が出ますので、ゴルフ7がどれくらい売れているかが楽しみですね。
上位勢は、フォルクスワーゲンがメルセデスを引き離し、メルセデスがBMWを引き離し、BMWがアウディを引き離すという状況です。各社の差が開いてきましたね。
また、相変わらずフィアットの勢いには目を見張るものがあります。1〜2月の累計で昨年比2.5倍ですよ。フィアットはこのままボルボに迫るブランドに育って行くのでしょうか。フィアットクライスラーグループとしては、フィアット推しでいくんでしょうね。日本での販売台数を見るに、クライスラーブランドは徐々にフェードアウトしそうな感じですもんね。
そして、我がフランス勢。2月はプジョーが508台、ルノーが444台、シトロエンが185台となりました。
先月僅差でルノーに抜かれたプジョーは今月60台近い差をつけました。新車効果かどうかは不明ですが、2008はすでに2月から納車が始まっているようです。ディーラーの営業マンの話では、2008のセールスは比較的好評のようですね。
ルノーは782台とプジョーに及びませんでしたが、昨年比78%増の大幅アップ。主要ブランドの中ではフィアットに次ぐ伸び率となりました。
シトロエンは冴えないですねえ。本国でのC4ピカソのモデルチェンジにともなって日本の現行C4ピカソが早々とディスコンになってしまったのが痛いのですが、なぜなんでしょうねえ。同じく本国でモデルチェンジしたプジョー308は、「旧モデル」が日本の現行モデルとして継続販売されていますからね。まあ、生産ラインはいち早く新型に全面切替したいだろうし、サプライヤーとの契約の都合なんかもあるんだろうし、わからなくはないですが、同じPSAグループなのにこの違いはなんなのでしょうか。新型C4ピカソの国内導入はは今年後半と言われていますが、それだけでは目標とされている年間4,000台の販売に到達するのは難しそうです。
というわけで今月は以上です。
いよいよ消費税の増税が4月に迫ってきておりますが、みなさま駆け込み消費に勤しんでいらっしゃるのでしょうか。
でも、いくら値上げ直前とはいえ、スーパーの食料品や日用品まで品薄になっちゃうのは、ちょっとどうかと思いますけどね。どうせ4月になったら、反動冷え込み対策キャンペーンや在庫処分があるでしょうし、誰もが欲しいと思う時の買い物は、往々にして高くつくものです。基本的には「必要なものを必要な時に必要なだけ」購入するのが家計管理の鉄則です。
そういう私も本来4月にやる予定の12ヶ月点検を前倒しで完了させちゃいました。バックカメラもつけたから、8%の時より2,000円くらい安かったかな。てへ。
さて、輸入車販売も増税前ということで例年になく盛り上がっております。消費税5%込で300万円の自動車は、増税後は約308万円になっちゃうわけですから、そりゃあ増税前の方がいいですよね。ただし値引きが同額だった場合というのが大前提ですけどね。個人的には、ディーラーが売れなくて困っている時期の方が、いい条件を引き出せるような気がします。
ちなみに、課税のタイミングは引き渡し時点です。自動車の場合は登録日か納車日が課税の基準となります。つまり、3月中に契約してもナンバー登録が4月になると、原則として8%が課税されます。まあ、個人向けの場合は、3月登録予定で現金一括5%税込で支払ったのに事情で4月登録になったとしても、差額消費税3%を後から請求されるなんてことはないと思いますが。
さて、そんな状況で2月の輸入車新車登録台数速報が出ましたのでまとめてみました。数字は海外ブランドの乗用車のみ。出典はJAIA、日本自動車輸入組合です。
本年 | 1〜2月累計 | ||||
---|---|---|---|---|---|
順位 | メーカー | 台数 | 台数 | 前年 | % |
1 | VW | 6,837 | 12,690 | 9,742 | 130.3% |
2 | Merc-Benz | 5,069 | 9,108 | 5,485 | 166.1% |
3 | BMW | 4,159 | 6,889 | 4,462 | 154.4% |
4 | Audi | 2,733 | 4,876 | 4,119 | 118.4% |
5 | BMW MINI | 1,298 | 2,348 | 1,993 | 117.8% |
6 | Volvo | 1,316 | 2,227 | 1,343 | 165.8% |
7 | Fiat | 797 | 1,208 | 492 | 245.5% |
8 | Jeep | 544 | 898 | 554 | 162.1% |
9 | Peugeot | 508 | 839 | 791 | 106.1% |
10 | Renault | 444 | 782 | 439 | 178.1% |
11 | Ford | 393 | 757 | 554 | 136.6% |
12 | Porsche | 441 | 722 | 526 | 137.3% |
13 | Alfa Romeo | 301 | 515 | 407 | 126.5% |
14 | Land Rover | 274 | 491 | 596 | 82.4% |
15 | Citroen | 185 | 346 | 413 | 83.8% |
合計 | 26,035 | 46,037 | 33,283 | 138.3% | |
PSA合計 | 693 | 1,185 | 1,204 | 98.4% | |
仏車合計 | 1,137 | 1,967 | 1,643 | 119.7% | |
仏車シェア | 4.4% | 4.3% | 4.9% | -0.6pt |
多くのブランドが前年比大幅増となりました。全体でも昨年比38%増となっています。リーマンショック以降は輸入車販売は概ね好調ですので、これだけでは駆け込みによる需要の先食いなのか、車種そのものの人気によるものなのかはわかりません。
販売の現場としては、駆け込みだろうと何だろうと取れる契約は全て取ろうということかと思います。駆け込み受注をすべて消化できるとも限りません。どれだけ日本に台数を回してもらえるか、もっと言うと、どれだけ生産を日本向けに組み入れてもらえるか次第です。ここがインポーターの辛いところですね。
さて、ブランド別の実績です。フォルクスワーゲンは安定のトップですね。DSGのリコールもなんのその。来月はモデル別トップ20が出ますので、ゴルフ7がどれくらい売れているかが楽しみですね。
上位勢は、フォルクスワーゲンがメルセデスを引き離し、メルセデスがBMWを引き離し、BMWがアウディを引き離すという状況です。各社の差が開いてきましたね。
また、相変わらずフィアットの勢いには目を見張るものがあります。1〜2月の累計で昨年比2.5倍ですよ。フィアットはこのままボルボに迫るブランドに育って行くのでしょうか。フィアットクライスラーグループとしては、フィアット推しでいくんでしょうね。日本での販売台数を見るに、クライスラーブランドは徐々にフェードアウトしそうな感じですもんね。
そして、我がフランス勢。2月はプジョーが508台、ルノーが444台、シトロエンが185台となりました。
先月僅差でルノーに抜かれたプジョーは今月60台近い差をつけました。新車効果かどうかは不明ですが、2008はすでに2月から納車が始まっているようです。ディーラーの営業マンの話では、2008のセールスは比較的好評のようですね。
ルノーは782台とプジョーに及びませんでしたが、昨年比78%増の大幅アップ。主要ブランドの中ではフィアットに次ぐ伸び率となりました。
シトロエンは冴えないですねえ。本国でのC4ピカソのモデルチェンジにともなって日本の現行C4ピカソが早々とディスコンになってしまったのが痛いのですが、なぜなんでしょうねえ。同じく本国でモデルチェンジしたプジョー308は、「旧モデル」が日本の現行モデルとして継続販売されていますからね。まあ、生産ラインはいち早く新型に全面切替したいだろうし、サプライヤーとの契約の都合なんかもあるんだろうし、わからなくはないですが、同じPSAグループなのにこの違いはなんなのでしょうか。新型C4ピカソの国内導入はは今年後半と言われていますが、それだけでは目標とされている年間4,000台の販売に到達するのは難しそうです。
というわけで今月は以上です。
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