みなさまこんにちは。

第一生命が発表した今年のサラリーマン川柳の第4位が「帰宅して うがい手洗い 皿洗い」だそうです。これが「サラリーマンの悲哀」「男たちの哀愁漂う家族の風景」なのだそうです。

我が家では皿洗いは基本的に私の日課ですが、悲哀だとも苦痛だとも感じたことはありませんね。ま、7割方の食器は食洗機に放り込むので、フル手洗いに較べて労力はかなり少ないんですけどね。

でも皿洗いのどこが悲哀や哀愁なんでしょう。あの手この手を駆使して油汚れや茶渋やこびりつきやネバネバを完璧に落とすのはなかなか達成感がありますよ。皿洗いが悲哀なのではなくて、皿洗いを悲哀だと感じることが悲哀なんですよ。俺の仕事は尊くて家事は尊くないと。家事じゃ稼げないじゃんと。そういう人は皿洗いだけではなく、日々のあらゆることに悲哀を感じるわけですから、そりゃあ人生が悲哀に満ちたものになりますよ。そんなことだから奥さんの後ろ姿がふなっしーに見えるんですよ。自分が事故や病気で動けなくなったら誰が面倒みてくれるんですか。会社は働けない人の面倒は見れませんよ。家族だけです。家族が最後の砦なのです。だから砦は堅牢でなければならないんです。そう思えば皿洗いなんて喜んでやりますよ、ねえ。


さて、ほんの1年ちょっと前までは「ミニバンなんてクルマじゃねえ」と思っていた私ですが、子供が3人になるとそうも言っていられません。5人家族だと、ゴルフなどのCセグハッチじゃ居住空間も荷室も狭すぎます。それに、2〜3ヶ月に1回とはいえサードシートも使いますので、5人乗りのステーションワゴンでもちょっと役不足です。

国産車なら登録車だけでも7人乗りのミニバンやSUVが30車種以上あるだろうって?

いやー。昨年、レンタカーで先代オデッセイ(2012年式)を借りて旅行したのですが。オデッセイは低床設計による広い室内とコーナリングの安定感には感心しましたが、足回りはバタバタして落ち着かないし、2.4リッターのくせにパワーはないし、ブレーキはぜんぜん効かないし。ボディもシートも華奢な造りで長時間の運転はかなり疲れます。

自動車の乗員で一番疲れてはいけないのは誰か。それは運転手です。運転手を疲れさせず、ストレスを溜めさせないためには、車種を問わず、走る、曲がる、止まるの基本性能を高めるしかないのかと思います。ということで、ミニバンやピープルムーバーといえど走行性能には妥協しない輸入車(特に欧州車)しかないかなあと。

ということで、2014年5月現在、正規輸入の新車で購入可能な7人(以上)乗り全14モデルをご紹介します。昨年7月の調査では18車種あったのですが、4モデル減っちゃいました。なお、価格は最低グレードの税込価格です。+表記は7人乗り仕様がオプションの場合のオプション価格です。

まずはミニバン、ワゴン系からいきましょう。欧州ではMPVと呼ばれるやつですね。

1.フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン(310万円)


輸入車ミニバンといえばこれですね。消費増税で300万円を超えてしまいましたが、なお輸入車の7人乗りでは最安です。現行モデルの初期型のデビューは2003年。すでに11年経過しているロングランモデルです。現在の後期型はゴルフ6ベースと言われておりますが、その源流はゴルフ5のPQ35(A5)プラットフォーム。次期型トゥーランはゴルフ7と同じMQBプラットフォームに載ると言われておりますが、まだ詳細は聞こえて来ませんね。新PFも楽しみですが、円熟の最終型もいいですよ。

2.プジョー5008(318万円)

プジョー308SWやシトロエンC4ピカソ、そしてルノーグランセニックの亡きいま、日本に正規輸入される唯一の7人乗りフランス車となった5008。最近フェイスリフトも果たして、よりプレミアムな雰囲気になりましたね。全長4,530mmのCセグサイズですから、取り回しやすいと思います。
なお、新型シトロエンC4ピカソは今年中に日本導入が予定されていますから、フランス車のミニバンを検討されている方は、熟成の進んだ5008とド新規のEMP2プラットフォームのC4ピカソを比較してみるのも面白そうですね。

3.フォルクスワーゲン シャラン (399万円)

こちらは全長4,855mm、全幅1,910mmのラージサイズ。でも3列目をまともに使おうと思ったらこのくらいは必要なんですよね。乗用車系の輸入ミニバンでは珍しくリアにスライドドアを採用しています。

4.メルセデスベンツ Vクラス (461万円)

どデカく見えますが、全長はシャランより10cm弱短い4,770mm。全幅はシャランと同じ1,910mmです。乗車定員あたりの価格は大変お買い得なメルセデスですが、すでに本国では新型がデビューしております。価格は42,900ユーロ(約592万円)からということですが、日本向けもやっぱりこの水準に上がるんでしょうかね。

5.メルセデスベンツ Eクラスワゴン (933万円 +15万円)

現行プジョー308SWとメルセデスのRクラスが国内販売を終了しましたので、ステーションワゴン型の輸入車では唯一の7人乗りになってしまいました。ドライバビリティと積載性のバランスは最高なんですが、やはり需要がないんでしょうかね。なお、オプションの後ろ向きサードシートが選べるのは車両本体価格933万円のE350アバンギャルドのみ。ちょっと一般庶民には手が出ないですね。

さて、ミニバン・ワゴン系の正規輸入車は現在5車種のみ。残りの9車種はSUV系です。

6.シボレー キャプティバ(369万円)

SUV系の7人乗り輸入車で最も廉価なのがキャプティバ。最近都内でもちらほら見かけるようになりました。グローバル商品ということで、全長4,690mm、全幅1,850mmと、アメ車にしては小ぶりなサイズです。全高が1.8mありますから、実際に見るとデカいですけどね。みんカラによると実燃費はリッター8km程度のようですが、意外にもレギュラーガソリン仕様なのでお買い得感がありますね。

7.フォード エクスプローラー(455万円)

日本におけるアメリカンSUVの代表格といえばエクスプローラーですね。価格的にもなんとか庶民の手の届く範囲かと思います。こちらは堂々たるアメリカンサイズで全長5m×全幅2mのいわゆる「2t車級」であります。北海道の釧路や帯広あたりが似合いそうです。


さて、SUV系は続きますが、以降は価格は600万オーバーですし、7人乗車が目的で購入する人もそんなにいるとは思えませんので、サラッとしたご紹介にとどめます。

8.ボルボ XC90(677万円)


9.ランドローバー ディスカバリー(695万円)


10.ランドローバー レンジローバースポーツ(821万円 +25万円)


11.BMW X5(852万円 +33万円)


12.キャデラック エスカレード(873万円)


13.リンカーン ナビゲーター(925万円)


14.メルセデスベンツ GLクラス(1,326万円)


GLクラス、すごいですねー。トゥーラン4台分強のお値段ですから。


さて、残念ながら昨年の調査時からディスコンになったのは以下の4モデルです。

・シトロエンC4ピカソ
・プジョー308SW
・アウディ Q7
・ジープ コマンダー

シトロエンC4ピカソは本国のモデルチェンジに伴って一時的に新車販売が停止されていますが、新型は今年後半の発売が予定されています。

また、プジョー308SWもすでに新型がヨーロッパで発表されていますが、307SWの時代から続いた7人乗り仕様は廃止され、5人乗りのコンベンショナルなエステートになります。7人乗りを廃止したという公式発表があったわけではないのですが、低くなった全高や後部座席と荷室の画像を見る限りでは、三列目のシートを装着することは不可能かと思います。

現行308SWはサイズといい価格といい走りといい大変優れたパッケージなのですが、すでに国内の新規オーダーも終了していますので、現行の7人乗り仕様の新車が欲しい方は、急いで国内在庫を探すか、それが無理なら程度のよい試乗車落ちを手に入れましょう。

ということで、今年は少し数が減ってしまった7人乗り輸入車ですが、お手頃なモデルもありますので、子だくさんでもいろいろと妥協したくない方はぜひご検討ください。