みなさまこんにちは。
4月から保育園に通っている1歳双子ボーイズですが、毎週のように熱を出していて保育園からお迎え要請が来ております。2人が1週間フルで通えたことはまだないんじゃないかな・・・。
さて、JAIA、日本自動車輸入組合から2014年4月の輸入車新車登録台数速報が発表されましたのでまとめました。数字は海外ブランドの乗用車のみです。
2014年4月の外国メーカー新車乗用車登録台数は12,817台で、昨年4月の16,106台と比べて20%減少しました。また、1月から4月の累計は101,205台で、昨年同期間の82,946台から22%の増加となっています。以下、ブランド別の実績です。
すでに各方面で報道されている通りですが、3月の増税需要の反動を受けて各社ともに軒並み前年同月比大幅減となりました。BMWやフィアットは昨年と比べて40%近くも減少。フォルクスワーゲンやメルセデスベンツも20%近い減少となりました。
フォルクスワーゲンは3月に10,000台以上売ったのに4月は3,000台弱ですからね。4月がいかに暇だったか、というよりは3月が怒濤の如く忙しかったことが伺えます。
主要ブランドで昨年よりも伸びたのはアウディとジープ、そしてルノーのみでした。アウディは1,895台でなんとBMWの1,614台を250台以上も上回る結果となりました。4月までの累計ではまだ5,000台以上の差がついていますが、アウディがBMWを上回る状況が続くとなるとどうなるか。
もっとも、グローバルではBMWが166万台に対してアウディは158万台(いずれも2013年の世界販売台数)ですから、かなり拮抗しているわけです。フォルクスワーゲン、メルセデスベンツ、BMWの国内の輸入車御三家体制が崩れるのか、これはこれで楽しみであります。アウディは日本で使いやすいサイズのA3セダンを発売しましたから、これがヒットすると状況は一変するかもしれませんね。
一方わがフランス勢。4月はプジョーが296台、シトロエンが109台、ルノーが206台となりました。ルノーは前年同月比12%増で相変わらず好調なのですが、1〜4月の累計では1,688台と、プジョーの2,040台とはちょっと差がつきました。シトロエンは前年割れが続いております。
ここでひとつ気になることが。
上の表では省略しましたが、プジョーの新車登録296台のうち、1台だけ小型車で登録されているのです。
輸入車新車登録台数速報(2014年4月)
http://www.jaia-jp.org/wp-content/uploads/201404NewCarNews.pdf
- 日本自動車輸入組合 -
小型車というと、全長4.7m×全幅1.7m×全高2.0m、エンジン排気量2,000cc(ガソリンエンジンの場合)以下の5ナンバー車ですね。
はて?
いまのプジョージャポンの正規輸入車で最小サイズの208でも全幅1,740mmの3ナンバーサイズです。現行のプジョー車で5ナンバーサイズはないはずなのですが・・・
どういうことか想像してみました。
1.新型プジョー108を登録した
今年春にチェコで生産開始の108は全幅1.62mの小型車枠です。108の日本導入が決まったというニュースはまだありませんが、これをいち早く日本に持ち込んで公道走行試験でもしているのでしょうか?
2.プジョー206+を登録した
日本ではとっくに販売を終了した大ヒット車206は、実は207風のフェイスをまとった206プラスとして現在も生産されております。全幅は1,670mmですから小型車枠ですが、いまさら日本に持ち込む理由がないですよね。
3.長期不動在庫車を新規登録した
なんらかの理由で長い間ナンバーがつけられずに、どこかの倉庫に眠っていた車両にナンバーを交付したら新規登録になってカウントされる?うーん、でもそんなことってあるのだろうか。
4.単なる間違い
多分にその可能性も考えられます。
でもさらに気になるのは、現行ラインナップに小型車を持っていないはずのルノーも1台、アルファロメオも2台の小型車を新規登録しているんですよね。ルノーは最近までトゥインゴがありましたけど、アルファの小型車って?これはどういうことなんでしょう?
さて、4月の輸入車販売実績速報は、思いがけず謎が謎を呼ぶ展開となってまいりました。
次回、筆者によるJAIA電凸、PCJ電凸はあるのか!?
いやわたくしそんなヒマは・・・。
4月から保育園に通っている1歳双子ボーイズですが、毎週のように熱を出していて保育園からお迎え要請が来ております。2人が1週間フルで通えたことはまだないんじゃないかな・・・。
さて、JAIA、日本自動車輸入組合から2014年4月の輸入車新車登録台数速報が発表されましたのでまとめました。数字は海外ブランドの乗用車のみです。
2014年4月の外国メーカー新車乗用車登録台数は12,817台で、昨年4月の16,106台と比べて20%減少しました。また、1月から4月の累計は101,205台で、昨年同期間の82,946台から22%の増加となっています。以下、ブランド別の実績です。
4月 | 1〜4月累計 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
順位 | メーカー | 台数 | % | 台数 | 前年 | % |
1 | VW | 2,853 | -21% | 25,876 | 21,770 | 19% |
2 | Merc-Benz | 2,351 | -16% | 20,182 | 14,578 | 38% |
3 | BMW | 1,614 | -36% | 15,844 | 12,523 | 27% |
4 | Audi | 1,895 | 2% | 10,882 | 9,305 | 17% |
5 | BMW MINI | 1,033 | -11% | 5,251 | 5,193 | 1% |
6 | Volvo | 529 | -45% | 4,808 | 4,201 | 14% |
7 | Fiat | 304 | -38% | 2,844 | 1,679 | 69% |
8 | Jeep | 314 | 31% | 2,181 | 1,441 | 51% |
9 | Peugeot | 296 | -16% | 2,040 | 1,914 | 7% |
10 | Porsche | 263 | -42% | 1,694 | 1,454 | 17% |
11 | Renault | 206 | 12% | 1,688 | 1,153 | 46% |
12 | Ford | 197 | -38% | 1,651 | 1,355 | 22% |
13 | Land Rover | 230 | 7% | 1,129 | 1,136 | -1% |
14 | Alfa Romeo | 101 | -30% | 1,026 | 1,023 | 0% |
15 | Citroen | 109 | -37% | 886 | 1,011 | -12% |
合計 | 12,817 | -20% | 101,205 | 82,946 | 22% | |
PSA合計 | 405 | -23% | 2,926 | 2,925 | 0% | |
仏車合計 | 611 | -14% | 4,614 | 4,078 | 13% | |
仏車シェア | 4.8% | 0.4pt | 4.6% | 4.9% | -0.3pt |
すでに各方面で報道されている通りですが、3月の増税需要の反動を受けて各社ともに軒並み前年同月比大幅減となりました。BMWやフィアットは昨年と比べて40%近くも減少。フォルクスワーゲンやメルセデスベンツも20%近い減少となりました。
フォルクスワーゲンは3月に10,000台以上売ったのに4月は3,000台弱ですからね。4月がいかに暇だったか、というよりは3月が怒濤の如く忙しかったことが伺えます。
主要ブランドで昨年よりも伸びたのはアウディとジープ、そしてルノーのみでした。アウディは1,895台でなんとBMWの1,614台を250台以上も上回る結果となりました。4月までの累計ではまだ5,000台以上の差がついていますが、アウディがBMWを上回る状況が続くとなるとどうなるか。
もっとも、グローバルではBMWが166万台に対してアウディは158万台(いずれも2013年の世界販売台数)ですから、かなり拮抗しているわけです。フォルクスワーゲン、メルセデスベンツ、BMWの国内の輸入車御三家体制が崩れるのか、これはこれで楽しみであります。アウディは日本で使いやすいサイズのA3セダンを発売しましたから、これがヒットすると状況は一変するかもしれませんね。
一方わがフランス勢。4月はプジョーが296台、シトロエンが109台、ルノーが206台となりました。ルノーは前年同月比12%増で相変わらず好調なのですが、1〜4月の累計では1,688台と、プジョーの2,040台とはちょっと差がつきました。シトロエンは前年割れが続いております。
ここでひとつ気になることが。
上の表では省略しましたが、プジョーの新車登録296台のうち、1台だけ小型車で登録されているのです。
輸入車新車登録台数速報(2014年4月)
http://www.jaia-jp.org/wp-content/uploads/201404NewCarNews.pdf
- 日本自動車輸入組合 -
小型車というと、全長4.7m×全幅1.7m×全高2.0m、エンジン排気量2,000cc(ガソリンエンジンの場合)以下の5ナンバー車ですね。
はて?
いまのプジョージャポンの正規輸入車で最小サイズの208でも全幅1,740mmの3ナンバーサイズです。現行のプジョー車で5ナンバーサイズはないはずなのですが・・・
どういうことか想像してみました。
1.新型プジョー108を登録した
今年春にチェコで生産開始の108は全幅1.62mの小型車枠です。108の日本導入が決まったというニュースはまだありませんが、これをいち早く日本に持ち込んで公道走行試験でもしているのでしょうか?
2.プジョー206+を登録した
日本ではとっくに販売を終了した大ヒット車206は、実は207風のフェイスをまとった206プラスとして現在も生産されております。全幅は1,670mmですから小型車枠ですが、いまさら日本に持ち込む理由がないですよね。
3.長期不動在庫車を新規登録した
なんらかの理由で長い間ナンバーがつけられずに、どこかの倉庫に眠っていた車両にナンバーを交付したら新規登録になってカウントされる?うーん、でもそんなことってあるのだろうか。
4.単なる間違い
多分にその可能性も考えられます。
でもさらに気になるのは、現行ラインナップに小型車を持っていないはずのルノーも1台、アルファロメオも2台の小型車を新規登録しているんですよね。ルノーは最近までトゥインゴがありましたけど、アルファの小型車って?これはどういうことなんでしょう?
さて、4月の輸入車販売実績速報は、思いがけず謎が謎を呼ぶ展開となってまいりました。
次回、筆者によるJAIA電凸、PCJ電凸はあるのか!?
いやわたくしそんなヒマは・・・。
コメント
コメント一覧 (4)
小型は英国とかでの107の残存車の輸入では?あんま分かってませんが適当に言ってみました.
そうですね。107の可能性もありますね。
ではまた寄らせていただきます.