みなさまこんにちは。

節分を迎えて2015年も残すところあと11ヶ月となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

うちは1月に5人家族全員がインフルエンザA型に罹りまして、インフルに始まりインフルに終わった一ヶ月でした。

1/9双子B→1/19長女→1/21頃嫁→1/28双子A→1/29私。

発症日からして子供同士は感染していないようでした。保育園でもらったのかな。嫁さんは長女から、私は双子Aからうつりましたね。しかし、家族で1番重症だったのが私というのはどういうことなんでしょうか。熱は1日で下がったのに丸2日間まったく動けませんでした。日頃の行いですかね。大変申し訳ありませんでした。

さて、先日2つほど気になることがあってディーラーにお預けしたわがプジョー308SW。一週間のお預けで無事戻って参りました。

1つ目の「運転席ドアヒンジ付近からのパキパキ音」はドアストッパー(ドアを半開と全開の位置で保持する部品)の不良ということで保証交換となりました。

もうひとつのステアリングラック付近からの異音。これはディーラーで再現されずで保留となりました。うーん。条件が合わなかったのかスルーされたのか。ま、これは5月の初回車検までに再チャレンジですね。

さて、この時に借りていた代車は307SW。これです。フェイスリフト前の前期型ですね。
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年式はわかりません。というか、あの書類を探したのですが、車内のどこを探してもありませんでした。困るなあ、携帯が義務付けられてるんだから、ちゃんと入れといてほしいですよね。まあフェリーには乗らないから、いいか。車検期日から遡ると、おそらく2003年か2005年式みたいです。10〜12年落ちということですね。

カーセンサーのデータベースによると、307SW前期型のエンジンはすべて2.0リッターNA。トランスミッションはもちろん4速ATのAL4です。走行距離は4万キロと年式の割に低走行です。

なお、初代308は307のプラットフォームを流用したモデルであり、外観も内装もまったく違うモデルに見えますが、基本的な構造やパッケージングは同じです。運転席のアーキテクチャーやセンターコンソールの大まかな配置も同じ。2列目シートが3座独立式であり、2列目、3列目ともに取り外しができることも共通です。また、307SWと初代308SWでは多くのパーツを共用していて、目に見える部分では、ウインカーレバー、シフトノブ、ルーフレールなどに同じパーツが使われています。

さて、代車を借りたらまずやることは、3台のチャイルドシートの載せ換えですね・・・。うちのはすべてシートベルト固定式ですから、ディーラーの営業さんと2人がかりで作業しても、結構いい汗をかきます。

さあ乗り込みましょう。集中ドアロックの解錠ボタンを押すと「ズゥシャッ」という、どうにもやる気のなさそうな音とともに鍵が開きます。これこれ。これですよ。機械をどう組んだらこんな機械っぽくない音が出るようになるんだろう。正常に動いているのに「あーこれはそのうち壊れるかもわからんね」と思わせずにはおかない微妙なクオリティ。この不安定感は今のフランス車からは失われてしまいましたね。

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気を取り直して運転席に座ります。初代308とは姉妹車みたいなものなので、乗り換えても違和感はまったくありません。でも、足回りはユルいですね。中低速で舗装の継ぎ目を乗り越える度に、足回りから「ドシャン」という音が伝わり、ボディがゆっさゆっさと揺すられます。窓が時折ビビるのは経年劣化かな?コーナーでのロールも大きく、ステアリングを切り込むとまるでハイトワゴンにでも乗っているかのように「グラリ」と上屋が傾いてから曲がっていきます。

ステアリングは初代308と同様にじっとりとしたフィールで、307の方がユルいですが、ユルいながらも正確に曲がります。ただし、極低速で路面から入力があると「クイッ」と右に持って行かれる、この時代のプジョーではお決まりのクセを持っています。

2.0リッターNAエンジンはパワー不足感はありませんが、これもやはりこの時期のプジョー車のお定まりで、音や加速に色気がありません。普通のペースで加速しても2,500回転くらいまで変速しないので、室内もそれなりにやかましくなります。

トランスミッションは4速ATのAL4。これはよかったですね。プジョーのAL4といえば「ドーン」という強いシフトショックを喰らうこととは無縁でいられないものですが、この車両にはそれがありません。こんなにショックの少ないAL4は、208以外では初めてです。まあ、修理されている可能性もあるので「壊れていない」とは断定できませんけれども。

今回はこの307SWで高速道路を走る機会に恵まれました。これがなかなかよかったんですよ。一般道では想像以上にNVHが大きく剛性感に欠ける動きをしますので、このユルい車で高速を走るのはちょっと不安だなあと思っていました。ところが、この307SWは速度を上げていっても乗り心地が変わらないんですね。時速40〜50kmの乗り味のま時速100kmに達する感じです。

振動は決して小さくはないんですが、路面からの入力を優しくいなしながらゆったりウネウネとボディが揺られる不思議な乗車感覚です。そして、高速コーナーでは、ボディはゆったりウネウネしながらも、ビシッとしっかり曲がっていきます。高速コーナーではロールも大きめでそれなりに揺れるのに、外輪がしっかり路面を捉えているのがわかるので全然怖くない。

これが最近あまり聞かなくなったプジョーの「猫足」なんですかね。もっとも「猫足」というのは、1980年代のフランス車がたっぷりストロークしながらしっかり路面を捉えて曲がっていく乗り味を、日本人ジャーナリストが表現した言葉です。307SWが猫足っぽいのかどうかはわかりませんが、私の前々車の106はスポーツグレードのS16だったし、前車の206XSの時はショックとダンパーを最速グレードのRCのものに変えていたので、ちょい古の素のプジョーのこういう乗り味は私にとっては斬新でした。これはこれでいいんじゃないかと。

この頃のプジョー207や307などは、雑誌の評価などでは「乗り味が硬くてドイツ車みたいになっちまった」と言われることが多かったと思います。しかし、現行世代のフランス車から振り返ってみると、307SWってちょい旧き、良きフランス車なのだなあと感慨に耽ってしまったわけであります。

あ、それでも、ウインドウウォッシャーが10回のレバー操作で1〜2回しか出なかったり、エアコンの操作パネルのランプが切れていて夜間は何も見えなかったり、集中ドアロックをかける時にドアミラーが自動で閉じたり閉じなかったりするところも、しっかりフランス車でしたけどね。