みなさまこんにちは。

私の平日朝の日課は双子の保育園の送りです。うちの保育園だと朝は半分くらい父親ですね。双子ボーイズは今月2歳になるのでもう1人で保育園まで歩けるのですが、朝は慌ただしいので2人乗りベビーカーに乗せていきます。

が、これがかなりの重量。1人が体重12kg、もう1人が11kg、ベビーカーの車重が10kgとさらに荷物がありますので合計35kgくらいですね。これを毎朝押していくわけです。自宅から保育園まで大人の足で5〜6分の距離ですが、昔は「九十九谷」とも呼ばれたこの地域は坂が多くて一筋縄ではいきません。


そして保育園とちょうど真ん中に地下鉄の駅がありますので、駅へ向かう人波をかき分けながら、ドドドドドッと押し通るわけです。乗っている双子は涼しい顔で「うわぁ、ベビーカーはやいねえ。」「はやい!」とか「バスくるかなあ。」「こないよ!」とか言ってるわけですよ。

後ろの私は息を切らしながら「あー、これなんだったっけな・・・」どこかで見たよこの光景・・・

ああ、これだ・・・

2012-07-15-05-13-18

Photo: UZOUさん

ひとり山笠・・・



さて。

今回も本題はブログタイトルにそぐわずドイツ車の話題です。今年はドイツのミニバンが熱いんですよ。

ということで、BMW2シリーズグランツアラーに続いてジュネーブショーで発表されたのが、日本でも人気のミッドサイズミニバン、新型フォルクスワーゲン トゥーランです。日本では虎の威を借りたいためか「ゴルフトゥーラン」の名前で売られていますね。

ではさっそく見てみましょう。


おー、これはカッコいいですね!

プロポーションは先代の前後にギュッと詰まった「ワゴンR」のような形が、自然で伸びやかなスタイルになりました。これは先代比12cmも伸ばされた全長の恩恵ですね。



フロントマスクはゴルフ7のようなスタイルが予想されていましたが、先にデビューしたパサートやティグアンのように水平基調がさらに強調されたデザインです。

これはいいじゃないですか。

シトロエン グランドC4ピカソのようにアバンギャルドとはいえませんが、フォルクスワーゲンのファミリーフェイスをきちんと踏襲しながらもスポーティかつシャープで新しい印象を与えていますね。これはBMWの7人乗りミニバンである2シリーズグランツアラーよりも、全然カッコいいですね。

3台並べてみましょう。新型トゥーラン、グランドC4ピカソ、2シリーズグランツアラー。




どうでしょう。史上最もスポーティなルックスになったトゥーランと、唯我独尊で突き抜けたグランドC4ピカソに比べると、2シリーズグランツアラーはちょっと特徴に欠ける気がします。よく言えば優等生、悪く言えば凡庸に見えます。ちょっとこれではBMWブランドの立つ瀬がないんじゃないかなあ。ま、あくまでも写真をみた限りですけどね。

さてトゥーラン、全長は4,527mm(先代比130mm増)、全幅が1,814mm(同41mm増)、全高が1,628mm(同6mm減)です(欧州仕様)。ホイールベースは2,791mmで先代から113mm伸ばされていて、サイズアップのほとんどがホイールベースの伸長、つまり室内空間の拡大にあてられています。

私も今の車に買い換える時にトゥーランを比較検討しましたが、やはり4.4mの全長に3列シートを詰め込んでいるため、かなり狭く感じましたね。あのサイズなのに運転姿勢がキャブオーバーのバンのように立ち気味で、乗用車っぽくない運転姿勢が印象的でした。新型では運転席を含めた居住性が大幅に改善されているのでしょう。

また、プラットフォームは先代がゴルフ5ベースだったのに対して、新型は最新のMQBプラットフォームが採用されています。最近の軽量化の例に漏れず、トゥーランも先代比およそ60kgの軽量化を実現していて、燃費や操安性の向上が期待できます。最新といっても最初のMQB採用モデルである現行アウディA3の発売から2年半近く経っています。ゴルフ7の乗り味にもたまげましたが、新型トゥーランもさぞ素晴らしいのだろうということは、乗る前から想像できますね。

さて、この手のミニバンの付加価値の大半を占める2列目以降の詳細についてはプレス画像が公開されておらず、様子がよくわかりません。参考になりそうな動画がいくつかありましたので見てみましょう。

こちらは公式プロモーションビデオです。テールゲートがキーレスで自動的に開いたり、3列目に乗車するために2列目がワンタッチでスライドする様子が見られます。また、大型グラスルーフはハメ殺しではなく、開閉式になっているようです。

video: volkswagen

こちらはジュネーブショーに展示された車両の映像です。2列目と3列目を格納するとフラットになる様子が捉えられています。

video: Autobild

あ、グラスルーフのサンシェードが「障子」なんですね・・・。グランドC4ピカソも同じですが、室内から太陽が透けて見える半透過のクロスでは日本の夏は厳しそうだな・・・。ここはVWJさんの腕の見せ所ですね。

なお、欧州でのトゥーランは標準仕様は2列5人乗りで、3列目の2席はオプションになります。5人乗り仕様は日本でも導入したらいいんじゃないですかね。

というのも、フォルクスワーゲンは、「ゴルフじゃちょっと狭いんだよねえ」という人のために、ゴルフを少しだけ大きくした「スポーツバン」というモデルを用意していて、トゥーランはさらにスペースが欲しい、あるいは3列目シートが必要という人のために設定されています。ちなみにスポーツバンは、ちょっと前に日本にも導入されていたゴルフプラスの後継ですね。

何が言いたいのかというと、日本のトゥーランがこれまで通り7人乗りだけだと、「ゴルフ以上トゥーラン未満」を求めるユーザーを取りこぼしちゃうんじゃないかなあと思うわけです。そういう人がメルセデスBクラスやBMW2シリーズアクティブツアラー、あるいはマツダのCX-5なんかに流れないように、トゥーラン5人乗り仕様を導入するのは理にかなっているんじゃないなと思います。かといって、日本の需要ではわざわざスポーツバンを導入するほどでもないですしね。

ステーションワゴンのゴルフヴァリアントがあるじゃないって?

まあそうなんですけどね。でもたぶん、全高の低さって、運転がそこまで好きじゃない人にとっては付加価値にならないんですよね。特に日本は平均速度が遅いし、ステーションワゴンというスタイル自体が古いですしね。私は好きですけど。

ということで、新型トゥーラン、欧州での発売は今年9月、イギリスでは11月から納車開始ということですから、日本導入は早くて年末か、2016年初頭ですかね。日本の輸入ミニバンで最多販売台数になることはほぼ間違いありませんので、次の課題は国産車ユーザーをどれだけ取り込めるかということなのでしょうか。

CMは誰を起用するんでしょうね。ゴルフがサザン、アクティブツアラーがミスチル、ときたら・・・

ファミリータレントということで、イクメンで有名な谷原章介さんなんかどうですかね。子どもが6人いるから座席が足りない?じゃあタカアンドトシはどうでしょう。片方が太ってる?うーん、じゃあ庄司智春とミキティ夫妻。トゥーランのガチ競合車乗り?むむむむむ。

ま、車も楽しみですが、CMの予想もお楽しみということで。