みなさまこんにちは。

今日はプジョー乗りのみなさんの中には長野のPEUGEOT LION MEETINGに参加されている人もいらっしゃるでしょうね。私はもともと参加できる予定もなかったのですが、オフ会もいいものですよね。6月のフレフレ幕張は許可が出たら行けるかな・・・

さて、先日のブログでもお伝えしましたが、308SWの初回車検の代車がプジョー2008でして、人生初の2ペダルMTに戸惑いを隠せなかった、でも3日目には結構楽しくなった、というお話をしました。今回も2008の件なのですが、まさか車検の代車でブログが3本も書けるとは思ってもみませんでした。

実はこの2008にはもう一つ面白装備が装着されておりました。

これです。

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iPad?

いえいえ、これ、AppleのCarPlayです。CarPlayに対応した車載コンピューターに自分のiPhoneを接続すると、iPhoneの一部の機能を車載モニターで操作できるという機能です。

へー、CarPlayは聞いたことあったけど、これがそうかあ。

2008には標準で7インチのタッチスクリーンがついていますが、なぜこの2008にCarPlay端末が付いているのか?ディーラーさんが試しにつけてみようということで、わざわざ標準モニターを外して取付キットまで作ったそうです。

具体的には、この車に搭載されていたのはパイオニアのSPH-DA700という機種で、同社によれば、市販カーエレクトロニクス製品としては国内初のCarPlay対応機とのことです。

2015年5月29日現在の価格は、Amazonで70,000円くらいですね。




なおこのSPH-DA700ですが、単体ではAM/FMラジオしか聴けない、ただの「箱」です。USB入力やBluetoothはついていますが、あくまでもiPhoneを接続して利用することが前提の製品となっております。

ということで、まずはiPhoneを接続する必要があります。私のiPhone5Sをセンターコンソールの小物入れから飛び出しているLightningケーブルに接続します。

そうするとホーム画面が映し出されます。電話、ミュージック、マップ、メッセージなどの機能が使えます。スライドして別画面が出るのかと思いきや、これだけですね。画面右端の丸い印が並んでいるのは電波の強さのようです。
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せっかくのCarPlayですから、カーナビを使ってみましょう。iPhone側でも車載機側でもいいですが、マップアプリを起動して行先を入力し、ルート案内を開始します。この辺の使い勝手は普通のカーナビとあまり変わらないですね。

交差点に近づけば、これも普通のカーナビと同様に音声案内で進行方向を指示してくれます。「コノサキ4ブンノ1マイル、⚪︎⚪︎(交差点)ヲミギヘ。」とぎこちない日本語で言われた時は「4分の1マイルって何mだよ・・・というかお前日本人じゃないだろ・・・」と驚きましたが、これはiPhone側の設定(iOS8の場合は「設定」→「マップ」→「距離」)でキロメートル単位に変更することができます。

ルート案内中の画面がこちら。
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見た目はiPhoneのマップアプリそのまんまですね。3Dの地図がヌルヌルと滑らかに動くのはAppleならでは。そして、CarPlayでのナビゲーション中は、車載機側に搭載されたGPSアンテナを使用するため、自車位置は正確に表示されます。画面の「全体表示」を押すと、ルートの全体像が表示されます。
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ザッツオール。これだけです。

これだけ?

これだけですね。たぶん。

まあ機能的には非常にシンプルです。他には、ルートの表示画面を少し拡大縮小できたり、音声案内の音量を調節できるくらいかな。あとはiPhoneをつないでいれば充電してくれることくらいですかねえ。

現時点でのCarPlayには、2画面表示もなければ交差点の拡大表示もなく、VICS渋滞情報にも対応していません。かといって、それが致命的な機能不足かというとそうでもないんですけどね。普段スマホやタブレットをカーナビとして使っている人も少なくないでしょうし、カーナビのVICSだって走り出して数分経たないと更新されないから、結局スマホで渋滞情報をチェックしてからカーナビでルート設定するみたいなこともありますからね。

「CarPlayナビ」の最大のメリットは、常に最新の地図を使うことができるという点でしょうか。いまやiOSの地図もだいぶまともになってきて、リリース当初に多発していたランドマークの不具合や、そのインパクトから日本中が騒然となった「パチンコガンダム駅」のようなおもしろ地図情報はなくなりました。普通のカーナビとして問題なく使えると思います。HDDナビのように年に1度「最新版」という名の決して最新ではない地図が収録されたDVDが届いて、それをカーナビにセットして1時間以上かけて更新するなんていうのはちょっと時代錯誤ですからね。

ただし、「常に最新」というのはあくまでも謳い文句であって、例えば2015年3月に開通した首都高速中央環状品川線は、開通から2ヶ月経ってもまだ反映されていません。これはAppleマップだけでなくGoogle Mapsでも同様なので、クラウド地図の優位性をはっきするには、いかに地図データの更新頻度を高めるかにかかっているのかと思います。

それよりなにより最大の問題は、このCarPlay対応端末を7万円出して買うのかと言うことですよね。なにせ、国産メーカーのカーナビは2DIN一体型でフルセグ、VICS対応で5万円台からですからね。SPH-DA700のコスト構造が不思議でなりません。生産台数が少ないのと、あとはAppleにCarPlayのライセンス料を支払っているんですかね。いずれにせよiPhoneを接続しないとラジオしか聴けない箱に7万円払う人はそう多くはないのかなと思います。

ということで、最近はAppleやGoogleなどのIT企業が車載機器市場に参入する動きが活発になっておりますが、いまの製品を見る限りでは、既存の国内カーナビメーカーにとってはCarPlayは驚異でもなんでもないのかなと。

まあこういう優位性は一夜にしてひっくり返ってしまうことも十二分にあり得ますので、ぜひとも切磋琢磨のうえ魅力的な商品開発に勤しんでいただければと思う所存です。









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