みなさまこんにちは。
さて、先日のブログでは、我がプジョー308SWの車検の代車で借りた2008の5速ETGに往生こいた話をしました。
この2008。車を預けた週の土日と、車検上がりの日曜の3日間で合計4〜5時間運転したわけですが、3日目のディーラーに車を返しに行く道中で印象がだいぶ変わりました。
まずえっちらおっちらと「舟を漕ぐ」ようにシフトアップするAモード。このETGには学習機能がついているそうなのですが、私が平日に乗らない間に「あんな風にdisられたままではいけない。なんとかしなければ名が廃る」とさぞ学習されたようです。
1週間ぶりに乗った2008は、それまでの2,000回転強でシフトアップしていたもっさりとした印象から一転、3,000回転以上まで引っ張ってシフトアップ後のトルクを保つ活発な子に生まれ変わっていました。
お、これはちょっといいんじゃない?
ただしそれでもシフトアップ時の振動は小さくありません。せっかく学習してくれたのに気の毒ですが、シフトレバーを左に倒してMTモードに切り替えます。
ETGはMTモードで運転する方がスムーズであることは先日もお伝えしましたが、3日目の運転でふとコツをつかみました。
それは、「MTモードで加速して、3,000回転から4,000回転くらいでアクセルを抜き、パドルでシフトアップして再びアクセルを踏む。この動作をパッパッパッと素早く行う。」というものです。
これで実にスムーズにギアがつながることがわかりました。もちろんシフトチェンジの振動はゼロではありませんが、Aモードの「そ〜れよっこ〜らしょ」というのんびりとした変速は、あれはいったい何だったのだろうと感じるほどスムーズです。ほんとにこれで変速したのかな?と思ってメーターパネルのインジケーターを確認すると、確かにシフトアップしています。
いいじゃんいいじゃん、これは楽しい!
アクセルペダルを離すのとパドルの「プラス」を押すのは、ほぼ同時のタイミングでも大丈夫そうです。シフトダウンは何も考えずにパドルの「マイナス」を押せば問題ありません。
ブォーン、スパッ、ブォーン!
すごい!スパッと決まる!楽しい!
いやー、この豹変ぶりにはびっくりしました。レスポンスがよくなると、シングルクラッチ車に特有のダイレクト感も途端に気持ちよくなります。
どうもこのETGにとっては「アクセルペダルを踏みながらクラッチを切る」という条件がよくないみたいですね。機械的にもスロットルが閉じられてから次のギアに上がって再びスロットルが開くまで時間がかかりますし、アクセルを踏んだままで加速が途切れると心理的にも前のめりになる感覚があります。
やっぱり2008のETGは、あくまでも「自動変速モード付きMT車」であることを十分に理解する必要があるということですね。
ただし、いくらシフトチェンジがスパスパ決まったとしても、下道でノロノロ運する時の不安定さは拭えません。超微細なアクセルワークでコントロールできる範囲は広がりそうな気もするのですが、それにも限界がありそうです。
じゃあどうすればいいか。
これはもう「ETGはMT車なんだ」と割り切るしかないのかな。つまり、交通の9割以上を占めるAT車やCVT車のクリーピング走行に合わせようとするからいけないんですね。それはMT車には酷というものです。
だから、緩い上り坂の渋滞なんかでは、時速10kmくらいでノロノロ進む車列の中で、MT車だけは車列と違う速度で発進と停止を繰り返すんですよね。前が空いたらスーッと出て停止。また前が空いたらちょっと出て停止。ノロノロ運転の中で自分だけ発進と停止を繰り返す。そうでした。そうなんでした。自分がMT車を運転していた頃のことを思い出しました。
PSAのETGに限らず他の2ペダルMTもそうだと思うのですが、あくまでもMTモードがメインで、自動モードがサブであるべきなんですよね。
むしろ自動モードの存在は忘れたい・・・
そう考えると、プジョー2008/208のETGは、そもそもシフトゲートのレイアウトが間違っていると指摘せざるを得ません。
2008/208のETGのシフトゲートはこうですね。上からR、N、AでAから左に倒してM。
これではMをメインに使いたくてもエンジンをかけたりバックしたりする際には必ずAを通らなければならず、否が応でもAモードの存在を意識せざるを得ません。違うぞ。お前はサブなんだ。
ということで、こうしたらどうでしょうか。
おおー!これでAをまったく通過せずに使うことができますね!!それだけではなくMTモードがシフトゲートの中心に位置することで、あくまでもこの車はMTモードが主体なんですよと強烈にアピールすることができます。Aモードはあくまでもおまけ。何せMモードから左下に押し込まないと使えませんからね。
ということで、私の妄想でシフトゲートのレイアウトを変更しただけで何の解決にもなってはいませんが、私は脳内解決して勝手にスッキリしましたので、今回は以上とさせていただきます。
さて、先日のブログでは、我がプジョー308SWの車検の代車で借りた2008の5速ETGに往生こいた話をしました。
この2008。車を預けた週の土日と、車検上がりの日曜の3日間で合計4〜5時間運転したわけですが、3日目のディーラーに車を返しに行く道中で印象がだいぶ変わりました。
まずえっちらおっちらと「舟を漕ぐ」ようにシフトアップするAモード。このETGには学習機能がついているそうなのですが、私が平日に乗らない間に「あんな風にdisられたままではいけない。なんとかしなければ名が廃る」とさぞ学習されたようです。
1週間ぶりに乗った2008は、それまでの2,000回転強でシフトアップしていたもっさりとした印象から一転、3,000回転以上まで引っ張ってシフトアップ後のトルクを保つ活発な子に生まれ変わっていました。
お、これはちょっといいんじゃない?
ただしそれでもシフトアップ時の振動は小さくありません。せっかく学習してくれたのに気の毒ですが、シフトレバーを左に倒してMTモードに切り替えます。
ETGはMTモードで運転する方がスムーズであることは先日もお伝えしましたが、3日目の運転でふとコツをつかみました。
それは、「MTモードで加速して、3,000回転から4,000回転くらいでアクセルを抜き、パドルでシフトアップして再びアクセルを踏む。この動作をパッパッパッと素早く行う。」というものです。
これで実にスムーズにギアがつながることがわかりました。もちろんシフトチェンジの振動はゼロではありませんが、Aモードの「そ〜れよっこ〜らしょ」というのんびりとした変速は、あれはいったい何だったのだろうと感じるほどスムーズです。ほんとにこれで変速したのかな?と思ってメーターパネルのインジケーターを確認すると、確かにシフトアップしています。
いいじゃんいいじゃん、これは楽しい!
アクセルペダルを離すのとパドルの「プラス」を押すのは、ほぼ同時のタイミングでも大丈夫そうです。シフトダウンは何も考えずにパドルの「マイナス」を押せば問題ありません。
ブォーン、スパッ、ブォーン!
すごい!スパッと決まる!楽しい!
いやー、この豹変ぶりにはびっくりしました。レスポンスがよくなると、シングルクラッチ車に特有のダイレクト感も途端に気持ちよくなります。
どうもこのETGにとっては「アクセルペダルを踏みながらクラッチを切る」という条件がよくないみたいですね。機械的にもスロットルが閉じられてから次のギアに上がって再びスロットルが開くまで時間がかかりますし、アクセルを踏んだままで加速が途切れると心理的にも前のめりになる感覚があります。
やっぱり2008のETGは、あくまでも「自動変速モード付きMT車」であることを十分に理解する必要があるということですね。
ただし、いくらシフトチェンジがスパスパ決まったとしても、下道でノロノロ運する時の不安定さは拭えません。超微細なアクセルワークでコントロールできる範囲は広がりそうな気もするのですが、それにも限界がありそうです。
じゃあどうすればいいか。
これはもう「ETGはMT車なんだ」と割り切るしかないのかな。つまり、交通の9割以上を占めるAT車やCVT車のクリーピング走行に合わせようとするからいけないんですね。それはMT車には酷というものです。
だから、緩い上り坂の渋滞なんかでは、時速10kmくらいでノロノロ進む車列の中で、MT車だけは車列と違う速度で発進と停止を繰り返すんですよね。前が空いたらスーッと出て停止。また前が空いたらちょっと出て停止。ノロノロ運転の中で自分だけ発進と停止を繰り返す。そうでした。そうなんでした。自分がMT車を運転していた頃のことを思い出しました。
PSAのETGに限らず他の2ペダルMTもそうだと思うのですが、あくまでもMTモードがメインで、自動モードがサブであるべきなんですよね。
むしろ自動モードの存在は忘れたい・・・
そう考えると、プジョー2008/208のETGは、そもそもシフトゲートのレイアウトが間違っていると指摘せざるを得ません。
2008/208のETGのシフトゲートはこうですね。上からR、N、AでAから左に倒してM。
これではMをメインに使いたくてもエンジンをかけたりバックしたりする際には必ずAを通らなければならず、否が応でもAモードの存在を意識せざるを得ません。違うぞ。お前はサブなんだ。
ということで、こうしたらどうでしょうか。
おおー!これでAをまったく通過せずに使うことができますね!!それだけではなくMTモードがシフトゲートの中心に位置することで、あくまでもこの車はMTモードが主体なんですよと強烈にアピールすることができます。Aモードはあくまでもおまけ。何せMモードから左下に押し込まないと使えませんからね。
ということで、私の妄想でシフトゲートのレイアウトを変更しただけで何の解決にもなってはいませんが、私は脳内解決して勝手にスッキリしましたので、今回は以上とさせていただきます。
コメント
コメント一覧 (9)
まぁそれに慣れるとあとはエンジンパワーがあればなぁと感じだすんですけどねw
208(5MT)に乗っているの雰囲気が分かっているからだと思います。
でも、自動変速モード付きMTなんですよね。
オートマでも乗れると思ってると、「なんじゃこりゃ」です。
あと、ETGのシフトゲート、素晴らしいです。感動…。
むしろクリープが邪魔に感じて、5ETGにクリープが無ければなぁ…と思っています。
ディーラーの人も「クリープ無い方がトラブル少なそう」とかボヤいてましたw
私は本当に久しぶりに「MT車」を運転しましたが、やはりあのダイレクトさはいいですね。自車に戻るとトルコンの滑り感が気になりました。
買ってからなんじゃこりゃって文句言われそう
C3は本国でも6速ATの設定がないので、仮にこの先あるとしても日本導入はだいぶ先でしょうね。となると年末とされるプジョー208のEAT6待ちとか・・・
今度試乗してみて判断しようと思います!
今は12年落ちの軽なんでCVT じゃないだけ違和感少ないかなと期待を抱きつつ、、