みなさまこんにちは。

わが2012年式プジョー308SWですが、先月3年目の初回車検を受けまして、無事戻ってまいりました。
image


思い起こせば2000年の春、小さくて運転の楽しい小型ハッチバックを探していて見つけたプジョー106s16が人生初の輸入車、フランス車、プジョー。当時は自動車部品業界で海外関係の仕事をしていたのですが、仕事で接する中東や南米の人からは例外なく「は?日本人のお前がなぜフランス車に乗っているんだ?」と真顔で訝しがられたものです。
画像1


それから8年後、AT免許の嫁さんも運転できる格安輸入車を探したら206XSに遭遇し、4年後に子供が3人になったので7人乗りの楽しい車を探したら見つかったのが現在の308SWです。
image


ということで、わざわざ探したわけではないのにいつの間にか選んでいたフランス車プジョーのある生活も、今年で16年目に突入しました。

そもそも、国産車やドイツ車などの輸入車にはないフランス車特有の魅力ってなんでしょうね。デザインや乗り味などいろいろあると思いますが、最近気がついたことは「DQNなドライバーが少ない」というのもあると思うんですよね。

こないだ東北道の追越車線をそれなりの速度で走っていたら、背後から青いBMW M3がピタッとくっついてきて。

私は公道で他車と張り合う気なんてまったくないし、高速道路で背後に着いた車がポルシェだろうとセレナだろうとアルトラパンだろうと、自分よりも速いペースで走る車にはできる限り早く進路を譲るよう心がけています。

そんなこと言っちゃって、お前だって岩手県内の東北道を猛スピードで走るゴルフに抜かれて、106で追走したらとんでもないスピードが出ちゃってすぐに観念したことくらいあるだろうって?

そ、そんなことは、一切なかったと思いますよ・・・

M3に煽られた話をしているのです。東北道の追越車線でM3にピッタリくっつかれちゃったけど、この時は走行車線が少し詰まっていたので、左側が空くまで「それなりの速度」を維持し、数台抜いてから左に寄りました。

青いM3は当然私を追い越して地平線の彼方に消え去った・・・かと思いきや、追い越してすぐに私が走る走行車線に入ってきて、私の目の前で「ギュインギュインギュインギュインッ」と蛇行運転をかまして、またすごいスピードで去って行きました。

はい〜・・・?

一応私も「それなりの速度(といっても6速3,000回転くらい)」は出していましたし、進路を譲ろうとしても左側は詰まっていたし、ギュインギュインされるような理由はないと思うんですけどね・・・

「水色のプジョーのワゴン、カッコいいね!」?

「未来予想図」?

いやまさか・・・。

強いて理由をあげるとすれば、30秒程度の間とはいえ、青いM3のペースである推定時速150〜160kmで走らなかったことくらいですかね。でも、あの状況でそう言われてもねえ、という感じです。

まあ、BMWにギュインギュインされるくらいならかわいいものです。最近一番のDQN車遭遇体験は、一般道でフルスモークの黒い国産「高級ミニバン」に派手にクラクションを鳴らしながら追い越されて、後席の窓から身を乗り出した輩に「¥&?!%(\<*)#+\!!!!(こちらの窓全閉のため聞こえず)」って罵声を浴びせられながらタバコの吸殻を投げつけられたことですかね。

どうも前方の駐車場から出てくる別の車に私が道を譲ったことが、私の真後ろを走っていた当のミニバンは気に食わなかったようです。そういえば、青色LEDのアンダーイルミネーションが「トロンレガシー」みたいでキレイでしたね。あ、都内ではありませんよ。埼玉県北東部での出来事です。

やっぱりですね、どんなにいい車だったとしても、こういう人が運転する車は、自分は買いたくないなあと思っちゃいますね。

幸いにして、私の20年の運転歴のなかで、フランス車に「オラオラ」されたことは、ほとんど記憶にありません。一度だけ先代C4ピカソに煽られたくらいかな。高速道路でフランス車に抜かれることもそれほどないような気がします。メガーヌRSさんなんかはぶち抜いて行きますけどね。でもオラオラされたことはないかなあ。

日本でフランス車に乗る人は、やはり比較的穏やかな方が多いように思います。なぜでしょうね。

例えばフランス車のオーナーがみんカラなどで「なんか高速でこれ見よがしに勝負を挑んできた奴がいたんで、こっちがちょっと本気出したら遥か後方に消えましたわガハハ」みたいなことを書いているのは、あまり見かけないような気がします。

動力性能的に他国車と張り合えるモデルがないわけではないと思うのですが、どちらかというと、そういう(一般的な社会常識として許容されないような他人に迷惑をかける)運転は、「同じ仏車乗りとして恥ずかしい」という見方が多いような気がします。

日本車、ドイツ車、イタフラ車。痛車にアメ車にVIPカー。「国産車」という括りではあまりにも範囲が広すぎますが、やっぱり「こういう車に乗ってるのは、こういう人だよなあ」というのは、決してステレオタイプだけではないでしょう。

機能・性能・品質等においてその製品を開発した国のお国柄が色濃く反映されることは言うまでもないが、その製品を選ぶオーナーの気質もまた、製品の文化の一部として一体的に表現され得る。

もちろんこれは「日本における輸入車としてのフランス車」に限った話です。フランス車だってフランスでは普通の人が普通に乗る車だし、中にはキレやすいドライバーもいるだろうし、フランスの新聞社シャルリー・エブド襲撃事件の逃走車両にもシトロエンC3が使われるくらいですからね。

やっぱり自動車は移動の手段だけでなく、自己表現の一部であるということなのかな。自分が表現したい自分のイメージや、自分が他人からどう見られたいかというイメージを、自分の持ち物を通じて投影していると。「自己表現としての自動車文化論」。どこかにそんなテーマの本があったら読んでみたいものです。

image


前振りだけで終わってしまいそうです。タイトルは車検の件でしたね。

今回は3年目の初回車検だったわけですが、結論からいうと、何もありませんでした。

走行距離が15,409kmと少ないこともあるのでしょうが、これまで大きなトラブルもありませんでした。安定の後期型というのもあるんでしょうね。

バッテリーは規定容量640Aに対し435Aということでちょっと不足とのこと。まあギリギリまで粘ります。

費用は法定費用と消費税込みで148,821円。エンジンオイルとフィルター、ポーレンフィルター、ブレーキフルードの交換費用も含まれています。

ただ、3年間何もないからその後も何も起きないのかというとそんな保証はどこにもありませんので、延長保証には加入することにしました。私は試乗車上がりの中古車だったので、延長1年で6万円、2年で16万円!!ということでした。できれば2年にしたかったのですが、さすがに1年にしましたよ。まあ、1年後でも推定走行距離は2万kmくらいですから、何も起きないかもしれないですけどね。

ということで、私のプジョーとの付き合いは少なくともあと2年以上は続きそうですので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

image


最後は車検のおまけのRCZ?がプカプカするグラスです。