みなさまこんにちは。

関東も梅雨が明けましたね。夏になる前に夏バテになるなんて、もうこの夏を乗り切ることはできないんじゃないでしょうか。

さて、7月9日から12日にかけて、早めの夏休みを取って北海道に行ってきました。今回は、私、嫁、4歳長女と2歳双子男児、嫁の両親、ひいおばあちゃん(嫁の祖母)、嫁の姉のなんと総勢9人の大旅行。

旅の目的は、ひいおばあちゃんの親戚が北海道在住ということで、親戚巡りがてら各地を回ろうというもくろみです。3泊4日で帯広から世界遺産の知床、道東の中標津まで約650km走ってきました。

そんな今回の旅のお供はこれ!
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日産キャラバンコーチの10人乗りです!

今回借りたのはスーパーロングボディのハイルーフ、グレードはたぶんGXというワゴンタイプですね。ちなみに、じゃらんや楽天トラベルなどのパックツアーには10人乗りの設定自体がなく、日産レンタカーのサイトから直接予約しました。

キャラバンコーチは日産が「ビジネスワゴン/バン」と銘打っている通り、業務で大人数を運ぶニーズに応えるためのマイクロバスです。空港からレンタカーの店舗まで送迎してもらう時に大きいワゴンに乗せられますよね。まさにあれです。あれで旅をしようと。

なお、キャラバンコーチは2012年6月で生産終了していて、現在はNV350キャラバンの「ワゴン」というモデルが引き継いでおります。
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プロポーションは全長4,995mm、全幅1,690mm、全高2,285mm。

えっ?全長5mで車幅が1.7m未満?

この車、幅だけ5ナンバー枠というかなりいびつなプロポーションですが、車検証にも確かに169cmと記載されています。横転したりしないだろうな・・・

シートレイアウトは2+2+3+3の4列。室内高が1.6mありますから、車内の移動はラクですね。3列目の左側は補助席なので、2列目以降はウォークスルーが確保されています。4列目を使っても荷室にはスーツケースが2〜3個積めますし、シート下部のスペースにも物を置けますので、9人分の荷物もラクラクと吸い込みます。

キャブオーバー車ですから、運転席と助手席に乗り込むのはなかなか大変です。目線の高さは信号待ちで並んだ2トントラックとまったく同じでしたね。

エンジンは2.5リッターガソリンのQR25DEというやつです。重量は空荷で約2トン。これに大人6人と幼児3人が乗って総重量が2.4トンほどになります。このエンジン、まあそこそこ走りますが、NAガソリン車なので低回転域のパワーはスカスカです。なぜディーゼルじゃないのか理解できませんでしたね。ガソリンスタンドでも必ず「え?レギュラー?え?」って言われますし。
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ハンドリング(を云々するような車ではありませんが)については、実は思ったより悪くありませんでした。

前輪が自分の真下にあるためステアリングホイールは寝かされていて、とても運転しやすい姿勢とはいえません。

それでもステアリングには適度な重量感があり、中心付近が曖昧なんてこともありません。慣れてしまえばコーナーに飛び込むのも苦にならないし、少なくとも昨年石垣島で乗ったセレナよりも好ましいものでした。

ただし直進性はイマイチ。キャブオーバーだし横風にも弱いのでさもありなんですが、一番気になったのは「曲がりすぎ」。原因はよくわかりませんが、コーナーからの立ち上がりで内側に入り込む挙動が目立ち、ステアリングの復元力も弱いので、意識的に戻してやらないとセンターラインを踏みそうになります。これは慣れるまでに時間がかかりました。

一方、乗り心地はそれほど悪くありません。幅が狭くて背高なので、運転前はどれだけグラングランするかと想像していましたが、普通の路面なら割と普通の乗り心地です。もちろん、踏切を越えたり道道(どうどう)などの荒れた路面を走るとブワンブワンと大きな縦揺れがあります。

それでも、一昨年に乗った先代オデッセイは目地段差での突き上げに閉口したのに比べると、キャラバンはそんなこともないですね。ブレーキも普通に効くし。

まあ、北海道だからあの大きなサイズでも困らないということもありますが、総じてネガティブの少ない車でした。受け入れ難かったのは、エンジンのパワー不足とクッションの薄いシートくらいですかね。でも、シートのお粗末さは他の国産ミニバンも変わりません。

そんなミニバンならぬミニバスで回った北海道の風景がこちら。4日間フル晴天で、今回もスーパー晴れ夫婦ぶりを発揮させていただきました。

初日。芽室の親戚の家の前。あれ?なんか暑くない・・・?
初日の帯広は最高気温31.5度。
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2日目。霧に包まれる早朝の帯広。午前4時半でこの明るさ。
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マリモの阿寒湖。
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マリモの資料館に渡るモーターボートはボルボ製!
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舵は自動車のハンドル・・・
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マリモだ・・・
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弟子屈の渡辺体験牧場。暑いです。気温32度。
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乳しぼり体験。
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トラクターで大草原周遊。
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なぜかトランポリン。
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遊具も北海道らしい。
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北海道はセブンイレブンに装甲車が普通にいるのがデフォルト・・・
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というのは冗談で、この日は阿寒湖の周辺で陸上自衛隊が大規模な移動を行っていたようです。100台近くの自衛隊車両とすれ違いました。6輪の装甲車が国道を疾走する姿は大迫力でしたね。

斜里から海岸線を北上。知床の山々が見えてきた・・・。
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3日目。知床五湖と知床連山。
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気温28度でも日射しが強烈。暑い・・・
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2歳児と4歳児もよく歩きました。
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知床観光船で海から望む知床連山。
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知床峠から羅臼を抜けて中標津の開陽台。360度見渡せる絶景の展望台です。
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4日目。「ザ・最果てオブ最果て」野付半島。知床もいいけど、私は北海道のこういう風景が大好きなんです。北海道広しといえども、ここまでの最果て感が味わえる場所はそう多くはありません。
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「最果て」というのは、地理的・物理的な先端ということではなく、あくまでも「人間の営みの最突端」なんですね。今回の旅で知床から標津まで走ってみて改めて気づきました。知床まで行っちゃうと、もう秘境なんですよね。

2年前にサロマ湖と紋別に行ったけど、やっぱり最果て感の強さでは野付の方が上だよなあ。他に野付に匹敵する最果ては霧多布くらいじゃないかな。根室あたりも相当な最果てだと記憶しているけど、もう20年近く前だからうろ覚えだな・・・

私は野付の最果て感を半日くらいじっくりと味わってもいいのですが、幼児連れではそうもいきません。数少ない標津の観光スポットのひとつ、サーモン科学館で歯が生えないチョウザメの口パク体験に興奮。
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そして中標津の最高気温32度でバテる私。旅立つ前の7月1日から8日までの東京の日照時間は、僅か18分でしたからね・・・晴れ男すぎるのも困ったものです。

ああ、ここを自分の車で走ったらさぞ気持ちいいだろうなあ・・・
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北海道を自分の車で走ったのは、13年前の2002年に106で富良野や襟裳を回って以来。308SWでここに来れたらいいけど、自走またはフェリーで来道できるのは、あと10年くらい先、次の車かなあ・・・

その頃も北の最果ては変わらず最果てのままでしょうけれど、大きくなった子供たちに「クソ親父と旅行なんか行けるか!」「おたんこなす!」「とうへんぼく!」「へちゃむくれ!」とか言われないように功徳を積まなきゃいけませんね。