みなさまこんにちは。

今日は車の話はありません。カメラの話です。

今使っているカメラは、2009年に購入したキヤノンのEOS kiss X3というエントリークラスの一眼レフです。ニュージーランドに新婚旅行に行く前に「よし、いいカメラでニュージーランドの素晴らしい景色を撮ろう!」と思い立って初めて買った一眼レフです。

もう8年前ですね。エントリー機なのにボディだけで9万円近くしていましたので、現在の「ダブルレンズキットで5万円」なんていうのとは隔世の感があります。

2009年11月。人生初の新婚旅行、人生初のニュージーランド、そして人生初の一眼レフ。

いやー楽しみだなあ。とりあえず練習。出発待ちの成田空港で。
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うん、やっぱり一眼レフは画質もいいし、コンデジとは空気感が違うなあ。これは楽しい!

12時間の長いフライトを終えてニュージーランド南島へ。快晴のクライストチャーチで美しい教会を見つけてパシャリ。
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あれ?
空と地面が真っ白じゃん。なんだこれ?

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これも真っ白・・・。

うーん。まさか壊れてる?

オートじゃだめなのかな。あー、絞りとかいうやつをいじって光を調整しなきゃいけないんだっけ・・・?1/80はシャッタースピードだから、9.0とか10.0とかこっちの方か・・・

絞りを14で。
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おっ、ちょっとよくなったぞ。

次は22。
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これは18。
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おお、まあいいんじゃないかな。でも上の方が黒くなっちゃうな。一眼レフって難しいなあ。

2010年。
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2011年。
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曇りだといいんだけど、晴れると影が出るな。精進精進。

2012年。
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日中の屋外は明暗差が激しいから難しいよね。でも上だけ黒いの、なくならないなあ。

ひょっとして壊れてる・・・?

いやあでも、こういうのって修理に持っていくと、技術者だったけど組織に適合できなくてサポートに回されちゃったような60手前のおじさんが出てきて、ちょっと上から目線で「壊れてるんじゃないの?って来られる方、よくいるんですよねえ。これ撮り方なんですよ、撮り方。」とか言われそうだしなあ・・・

2013年。
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青空をきれいに撮るのはほんと難しいわ。みんなこんななのかな?

ネットで調べてみよ。

なになに「周辺減光」?「ケラレ」?

うーん、どうも自分の現象とは違うな・・・まあネットにあげる時はトリミングすればいいわけだし、みんなそうしてるのかな。

2014年。
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5Dとかのフルサイズの上級機だったら、もっときれいに撮れるのかな・・・
いやいや、道具に頼ってはダメだ。腕を磨かなくては・・・

そして2015年。
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下の写真は、C-PLフィルターを通してちょっと色味を作り過ぎた感はあるけど、きれいだし、露出は合ってると思うんだけどなあ。黒い影はなぜ・・・?

うーん、シャッタースピード、絞り、ISO、ホワイトバランスと、シーンに合った露出値はだいぶ外さないようになってきたと思うけど、これ以外にいったい何があるというんだ・・・

や、やっぱり故障・・・?

その可能性もなきにしもあらずとも言える余地は微粒子レベルで存在するのかも・・・でもネットは結構調べたんだけどなあ・・・

そしていよいよ意を決した私は、某知恵袋に投稿してみました。美しい知床の、黒い影のついた写真を添付して。

「写真の上の方が暗くなりますがなぜでしょうか?」

すると、ものの数時間で数件の回答が。

「シャッターバウンドという現象でしょう。故障です。メーカー修理しかありません。」
「シャッター幕の跳ねです。故障ですね。」
「そりゃあシャッター走行ムラ。修理やわ。」
「古いカメラですがまだメーカーで修理対応してますよ。」

ということで、高速で降りたシャッターを受け止めるダンパーの不良で跳ね返ってしまい、入るはずの光が遮られることで、写真の上端が黒くなるというご指摘でした。

なにーーーーー・・・!!

撮影技術のせいじゃなかったのか・・・

これまでの努力は、8年間の努力は、なんだったんだ・・・・・・・・・

え?

ってことは、初期不良?!

とはいえ、もう購入から8年も経っているわけだから、修理に出してもまさか無料ってことはないよな。まあメーカーサイトによると修理代金の目安は1万円くらいみたいだし、直して使うか。

ということで、キヤノンの修理センターに持ち込んで、写真を見ていただきました。

私「これなんですが、シャッターの故障ではないかと。」
キ「ああ、そうですね。おそらくシャッターですね。」

私「実はこれ、2009年に買ったときから発生していたんです。」
キ「え?そうなんですか?」

私「ほら。」
私はニュージーランドのあの写真を見せました。

キ「ほんとですね。じゃあ、初期不良ということで、無償修理になります。」

私「マ、マジですか?!」
キ「はい。」

な、なんたる神対応!!!!

別に、私の方からタダにしてくれとかクレームめいたことは一切言っていないのですが、窓口の方が責任者に相談するでもなく、2009年当時の「証拠写真」をまともに見るでもなく、保証対応していただけちゃいました!

すごい!キヤノン!すごい!

いやー、こうなったら、次のカメラも必ずキヤノンを買いますよ!

そして修理に預けてから1週間。ミラーとシャッターを交換して帰ってきたカメラでパチリ。
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うおーーーーっ!!!!

消えた・・・

黒い線が消えた・・・8年振りに・・・・・・

もっと早く誰かに相談していれば、あの写真もこの写真もその写真も完璧に・・・・・・

なーんて、過ぎたことを考えても仕方ないですからね。

フルサイズ機にステップアップしたい気持ちはやまやまですが、もっと腕が上がるまで使い倒したいと思います。