みなさまこんにちは。

先日、親族の結婚式に原宿の明治神宮に行ってきたのですが、参列者20名以下の身内だけの式だったにも関わらず、境内のスナップ撮影では、なんとこのギャラリーです。
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神主に導かれて境内を練り歩く時は、私たちの列の両脇に見物の外国人観光客が大挙押し寄せて見送ってくれました。

和装で参列した娘も何人かの外国人に撮影されていましたが、見ず知らずの外国人の旅の思い出の一コマになるのかと思うと、悪い気はしませんね。信仰に関わらず、意外にもオススメ挙式スポットです。

C4ピカソのフェイスリフトだった


さて、シトロエンのC4ピカソとグランドC4ピカソのフェイスリフトが本国で発表されました。

ショー期間でもなんでもない時期の地味な発表とあって、油断してこんなボケをかましてしまいました。


よく見たらフロントグリルが見慣れない形にに変わっているではないですか。フランス語の「Mise à jour du ...」は「Updating(更新)」ということですね。精進します。

ということで、輸入車ミニバンウオッチャーなら誰もが気になるC4ピカソのマイナーチェンジの内容を見ていきましょう。

共通化されたフロントマスク


まずはエクステリア。フェイスリフト後の顔がこちらです。上が7人乗りの「グランドC4ピカソ」、下が5人乗りの「C4ピカソ」です。



これまでは5人乗りと7人乗りで別々のフロントマスクが与えられていたのですが、今回のフェイスリフトで統一されました。

並べて見てみましょう。
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ほんとだ。まったく同じですね。下がフェイスリフト前の「グランド」と「ピカソ」。どちらかというと「グランド」の方に寄せられた感じですね。



フェイスリフト前のグランドC4ピカソはバンパーのほぼ全面がボディ同色で塗装され、比較的落ち着いた印象でした。これに対してC4ピカソは、とがった「目尻」の処理や大きく開いたロアグリルなどで、よりアグレッシブな印象を与えていました。

フロントマスクが統一されたフェイスリフトでは、ロアグリルが左右に広がってフォグランプガーニッシュと一体化し、より幅広でどっしりとした雰囲気を表現したようです。


どうでしょう。デザインの完成度としては前期顔の方が高いような気がしますが、慣れてしまえば後期顔もいけるかもしれません。

なぜ顔を統一したのでしょうか?

おそらく、というか、ほぼ間違いなくコストの問題であって、それ以外の理由はあまりないんじゃないかと思います。ショートとロングで別の顔を与える方が異例ですからね。

また、フロント以外のエクステリアの変更点は以下の通りです。

・グランドC4ピカソのルーフアーチをシルバーに変更
・全ボディカラーに黒色のルーフを選択可能(C4ピカソのみのオプション)。
・リアエンブレムを黒地で銀縁に変更。
・新ボディカラーの追加(Lazuli Blue、Soft Sand、Cumulus Gray)


ユーティリティとインテリア


使い勝手上の大きな変更点としては、ハンズフリーテールゲートが装備されます。現行モデルの一部グレードで装備されている電動テールゲートがリモコンキーの操作で開くのに対し、ハンズフリーテールゲートは、キーを持つ人がテールゲートの下に足を入れるとハッチが自動で開くというものです。

インテリアには大きな変更はなさそうですが、シート生地の色を選択できるようになるそうです。新色は、「Wild Blue」「Dune Beige」「Hype Grey」の3色です。下の画像はWild Blueですね。


また、シートヒーターやマッサージ機能、電動オットーマンなどが装備されるそうです。新装備の一部は下の公式動画でも確認することができます。


パワートレーンは小変更


パワートレーンに大きな変更はありませんが、1.2リッターのピュアテック130馬力版に6速ATのEAT6という組み合わせが新登場だそうです。ラインアップは以下の通りです。

ガソリン
・1.2L PureTech 110 S&S 6MT
・1.2L PureTech 130 S&S 6MT / EAT6
・1.6L THP 165 S&S EAT6

ディーゼル
・1.6L BlueHDi 100 S&S 5MT
・1.6L BlueHDi 120 S&S 6MT / EAT6
・2.0L BlueHDi 150 S&S 6MT / EAT6

このうち日本に正規輸入されているのは「1.6L THP 165 S&S EAT6」のみですね。一部ではディーゼルの日本導入が心待ちにされているかと思いますが、出る出ると言われてなかなか出ませんね。VW事件のとばっちりで、当初の計画よりも導入準備に時間がかかっているという話ですが、今年中には出るのでしょうか。

「全部乗せ」の安全装備


ここはだいぶアップデートされたようです。リストを見る限りでは、フランス車には相応しくないほどてんこ盛りの安全装備がおごられています。もちろん、来年には導入されるであろう日本仕様にどこまで盛り込まれるかはまったくわかりませんが。

こちらが、リリースで発表されている安全装備の一覧です。

・休憩推奨機能(コーヒーブレイクアラート)
・速度標識検知・推奨機能(ロードサインレコグニション&レコメンデーション)
・居眠り防止警告機能(ドライバーアテンションアラート)
・車線逸脱警告機能(アクティブレーンディパーチャーウォーニング)
・死角監視機能(アクティブブラインドスポットモニタリング)
・自動停車機能付きアダプティブクルーズコントロール
・自動停止ブレーキ(アクティブシティブレーキ)
・衝突リスク警告機能(コリジョンリスクアラート)

新規装備は、コーヒーブレイクアラートと速度標識認識、居眠り防止、アクティブシティブレーキのようですね。

既存装備のアップグレードとしては、LDW(車線逸脱防止)とBSM(死角監視)は、ともに「アクティブ化」されました。

ALDWは、時速65km以上でウインカーを出さずに無意識に車線を越えようとすると、車両の軌道を自動的に修正します。

またABSMは、車両の左右の死角に他の車両が入った状態でなお車線変更しようとすると、ステアリングに過重がかかって警告するそうです。

クルーズコントロールは「アダプティブ」になり、時速30Km〜180kmの間で前者との車間距離を保持するとともに、アクセルとブレーキを制御して停車まで行うそうです。

すこいなあ。ここで紹介した装備は私の2012年式プジョー308SWにはどれ一つとして装備されていませんから、もう同じフランス車とは思えないほど進歩していますね。

もっとも、メルセデスのEクラスだと、自動車線変更や横からの車の飛び出しに対する自動回避なども実現されていますから、先には先がいるんですが。

待ちか買いか?


C4ピカソ/グランドC4ピカソ後期型は今年6月から欧州で発売ということですから、特に問題がなければ、遅くとも年末までには日本にも導入されるのかと思います。

購入を検討されている方にとっては、後期型を待つか現行モデルを買うか悩ましいところですが、どうなんでしょう。

「出る出る」と言われているディーゼルを待つというのは、手かもしれません。PCJからはまだ何も発表がありませんが、やはりVW事件のとばっちりでプジョーもシトロエン・DSもディーゼルの日本導入に時間がかかっているそうですので「シトロエンのディーゼル導入はC4ピカソ後期型から」なんていうストーリーもあるのかもしれません。

先代プジョー308のように、パワートレインだけ先に更新して型式変更して、後からフェイスリフトという例もありますので何とも言えませんが。

ガソリン車が現行の1.6リッターから1.2リッターに一本化されるという可能性も、カタログ燃費を考えればありそうな話です。

フェイスリフトの目玉といえる安全装備の充実については、日本ではシトロエンに最先端の安全装備を求めるはあまり多くないんじゃないかと思います。あった方がいいですけどね。

個人的には、EMP2プラットフォームでのハンドリングが熟成しているのかどうかを確かめてみたいですね。