みなさまこんにちは。

さて、2017年も残すところあと数時間となりました。ということで、フラとこ的2017年10大ニュースをまとめてました。まあ、大ってほど大きくもありませんが。

1. ブログ本数が半減してしまった


2016年は25本の記事をアップしたのですが、2017年は本記事を合わせて12本。実に半減してしまいました。

特に、自分が気になったテーマについて国内外のニュースなどをもとにまとめる調査系の記事が昨年の11本から3本へと激減。画像が多く文量の少ない日記系の記事が大半を占めるという結果となりました。試乗記も今年はシトロエン・C4ピカソの1本のみという惨憺たる状況です。

これは明確に理由がありまして、決して飽きたというわけではなく、今年5月におよそ10年振りに転職したところ、大変多忙になってしまってブログを書くどころではなくなってきたのです。

来年はもっと忙しくなるかもしれません。自分の可能性を切り拓くために趣味の時間を削るのはやむを得ないところではあります。しかし、仕事、家庭、趣味の三つ巴でそれぞれの向上を図ることが精神衛生上も重要だと思っていますので、2018年もなんとか2017年のペースは維持したいですね。

2. 無給油750km走破


夏には福島のスパリゾートハワイアンズに車で行ってきました。東京から福島までの往復750kmをなんと無給油で往復。
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瞬間燃費計の数値に目を配り、コンテナトレーラーのスリップストリームに入りながらエコランに努めました。
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この瞬間燃費計、残り走行可能距離があと30kmというところでなんと「消える」という鬼仕様であることが判明しましたが、なんとか自宅最寄のガソリンスタンドまでたどり着きました。

3. ドライブレコーダーをつけた


今年後半は煽り運転によるトラブルが社会問題化し、ドライブレコーダーの売上がかなり伸びたようです。
拡大続くドライブレコーダー市場、2か月連続で前年比倍増

- BCN -


実は私も5月の車検の時に取り付けていたのでした。2015年に購買意欲が盛り上がっていろいろと調べたのですが、購入に至らず。
ドライブレコーダーの選び方をちょっと本気で調べてみた
その1 機能編
その2 メーカー編
その3 機種選定編

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結局私が購入したのは、コムテックのHDR-352GHというモデルです。


で、どうだったのかというと、特に感想はないですね。

えっ、機種選定に失敗したのかって?

そういうわけではなくて、取り付けたらあとはする事が特にないんですよ。ドラレコをつけた目的は万が一の時の証拠を記録するためなのですが、よく考えれば、ドラレコって、カーナビのように毎回操作することもなければ、サスペンション交換のように走りながら効果を実感することもなければ、ボディパーツのように眺めてカッコいいな〜とニヤけることもないわけです。

そして、ドラレコをつけたからといって自車の周囲に悪質な割り込み車両が増えるわけでもなければ、空から隕石が降ってくる機会が増えるわけでもありません。

装着したらあとはつけっぱなしの放ったらかし。それがドラレコの基本的なあり方なんです。

ということで、「こんな映像が撮れるのね。ふーん」と感心したらおしまい。

ということは、結局ドラレコって何を買っても同じですね。同じです。旅行の映像を綺麗に残したいなどのニーズがなければ、あまり深く考える必要ないかと思います。どうせ放ったらかしですからね。

4. 2回目のエンジンフォールト


今年11月に韓国出張に行ったのですが、羽田空港の国際線駐車場で1泊したわが愛車、2日振りに戻った主人を暖かく迎えてくれるのかと思いきや、エンジンをかけた途端に警告を発しやがりました。


ディーラーでエラーをリセットしてからおよそ2ヶ月経ちましたが、車は何事もなかったかのように振る舞っているため、私も何事もなかったかのように振る舞いたいと思います。次の車検まで無修理でいけるでしょうか。

5. 東京モーターショーに行ってきた


今年は2年に1度のモーターショー。不参加の輸入車メーカーが目立つなか、わがフランス勢は総参加で盛り立てておりました。
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ショーではゆっくり車を見定めることはできませんが、それでもショーっていいものですね。

6. 韓国訪問


11月に実に10年振りの海外出張で韓国に行って参りました。韓国オフィスの同僚からは「どこか行きたところはあるか?」と聞かれましたが、私は街で道行く車を眺めているだけでいいのです。

日本では見ることのできない最新の韓国車もいいですが、私的にはあのサンヨン・ローディアスを見られたので大満足です。
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7. 欧州でディーゼル車の販売が激減


2015年に発覚したフォルクスワーゲンのディーゼル排ガス不正事件により、欧州発の「環境に優しいディーゼルエンジン」は一夜にして撲滅運動のターゲットとして敵視される有様になりました。

2017年10月の新車乗用車販売台数に占めるディーゼルエンジン車の割合は前年同期比10%減の41.4%となりました。
Diesel Car Market Share Fell To 41.4% In October In Europe, Lowest Level In Decade

- Clean Tech China -


欧州主要国は都市部からディーゼル車や内燃機関車を締め出す方針を固め、欧州メーカー各社は電動化シフトを推し進める計画をアピールしています。米国ではイーロン・マスク率いるテスラ・モーターズが新型EVの話題を振りまき、アジアでは中国政府の電気自動車普及策によりEVの登録台数が急増するなど、電動車市場は一気に世界的な普及期に入ったかに見えます。

その世界的な盛り上がりに対して日本国内では遅々として進まないかに見えるEVシフトをみて「日本は乗り遅れる」との論調も散見されます。しかし、 トヨタは世界で販売されたハイブリッド車累計1千万台のうち、実に4割の実績を誇るわけで、相応のアドバンテージを持っているともいえるのかと思いますが、どうなんでしょうか。

この辺は引き続きウォッチしていきたいテーマです。

8. PSAのオペル買収


我がプジョーを擁するPSAが独オペルを買収するというニュースが入ってきたのも今年でした。
PSAのオペル買収案件は自動車業界再編の震源地となるのでしょうか

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今年夏には買収が完了し、買収前から仕込まれていた共通プラットフォームの車両も発売されているのですが、実際の統合効果が出てくるのは数年先になると思われます。

こちらも最重要案件の一つとして引き続きウォッチしていきたいです。

9. プジョー3008/5008発売


PSAの2017年の目玉新車といえばやはりプジョーの2代目3008/5008でしょう。一足先に発売された3008は欧州でもセールスが好調で、2017年の世界販売台数は20万台余りとなりそうです。
image プジョー5008


個人的な好みはさておき、欧州のSUV化の波にうまく乗れている状況かと思いますので、とにかく売れるだけ売って儲けるだけ儲けていただきたく存じます。それで次期スポーツ専用モデルの開発費用にでも充てて頂きたいものです。

10. わがプジョー308SW、2回目の車検を受ける


さて、わが愛車2012年式プジョー308SWは登録5年次の車検を受けました。
プジョー308SWが2回目の車検を迎えました。

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さて、登録から5年経ち3万キロも走れば、フランス車でなくとも、ここは重要な点なので強調して繰り返しますが、登録から5年もすればフランス車でなくと多少のトラブルは免れず、また1〜2年内に大きな出費が避けられなさそうであることも見えてくる時期であります。

こうなると乗り換えも見据えていろいろと考えなければならないところです。が、愛車が愛車であればあるほど次を探すのは難しいものですね。7人乗りである必要はほぼなくなっているのですが、スタイルや乗り味、機能やサイズに価格などの諸条件を考慮すると現実的な選択肢があまりないというのが現状であります。

7年目の車検となる2019年5月までには、自分なりの結論を出さなければなりません。「7人乗りステーションワゴンという今となっては稀有なパッケージの次期車」。これもまとめて書きたいテーマであります。

ということで、今年もいろいろありました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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