みなさまこんにちは。

ご存知でしたか。これを書いているのは2019年6月23日なのですが、もう2019年が半分終わろうとしていることに。

あれ?平成最後の紅白歌合戦から、もう6ヶ月も経ったんでしたっけ?わが双子男児達は小学校に入学してもう3ヶ月。8歳になったばかりのはずの長女の9歳の誕生日は4ヶ月後に迫り、あれよあれよという間に決算期と第1四半期も過ぎ去り、つい半年前ほどまではほんとうにあるのかどうか疑わしいとすら感じていた平成から令和への遷移も、もはやそれが昨日のことなのか、それとも遥か昔のことなのかすらも朧げ虚ろげ曖昧な記憶の一部に消えてしまったと感じるのは私だけでしょうか。

そういえば、自宅のリビングのフローリングの床には細かな傷が増えました。外壁やポーチのタイルにも亀裂が走り、風呂の壁の隅はカビキラーでも取れない汚れが目立つようになってきました。ついこの間修理したばかりのはずのクローゼットの扉もまた動きが悪くなってきて、ベランダの手すりの錆もいよいよどうにかしなければならないほど進行しています。

自分自身は10年前、いや20年以上前からなにも変わったという自覚もなく、これまで同じだった自分は明日も明後日もその次の日も、今までと同じ自分であるに違いないと無意識に感じているにも関わらず、ふと鏡を覗けばそこに映る自分の姿は以前より明らかに皮膚の弾力が低下していて、頰にできた染みは増え、髪の毛はハリも艶もそして数さえも減っていることは間違いないことに気付かされます。

あれ?もうそんなに月日が過ぎたんだっけ?と思うが早いか家族も家も自分もどんどん年をとって何もかもが古く見すぼらしく老いさらばえていき、気がつけば余命何年あるかもわからぬ後期高齢者になっているのでしょうか。

その頃には「もう十分に生きた。何一つ悔いも心残りもない。満足だ。」と納得していることができるのか、あるいは今と変わらず「まだ何もしていない。あれもこれもそれもどれもやってみたい。行ってみたい」と思い続けているのか。人生の満足度という意味においては、10年前も5年前もさして変わったとは思えないのに、何を根拠にいまから10年後、20年後、30年後のどこかでは満足していることができると考え得ることができるのか。

人生のすべてに満足するには、四苦八苦から解放されて悟りの境地にでも至らなければ難しいような気はするけれど、かといって、自分自身と正直に向き合い、自らの行く末を冷静に想い描くことの不安や焦燥感から気を逸らすかのように日々を過ごし続けていることに薄々感づく自分がいるわけで、そしてそのことこそが、不意に時が過ぎ行くと感じることの原因なのではないかと、堂々巡りが止まらないわけです。「四十にして惑わず」なんて嘘なんです。嘘だったんですよ。

そして気がつけば、もう何回目になるか分からない、幕張の地に再び立っているのでした。生い立ちも職業も国籍さえも異なる人々が抱き交錯する様々な思いを、半年に一度それもわずか2時間半の間だけフランス車が媒介する、このイオン幕張の屋上に。

え?そんなわけない?

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さて、今回のフレンチフレンチ幕張は、梅雨時にも関わらずご覧の通り大変な好天に恵まれました。雨は時折パラパラと僅かに額を濡らす程度に弱まり、風もまったくありません。暑くもなく寒くもなく、日頃の行いの良さを実感せずにはいられない日曜日です。

まずは福引でタオルをゲット。これは幸先のよいスタートです。
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最初にプジョーセクションを巡ります。

この206CCは私が以前乗っていた206ハッチと同色なので感慨深いですね。左のMTというのもまた、適切なペダル配置が味わえるのではとお見受けしました。
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かなり年季の入った205。なんとオートマチックのようです。
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これは、プジョー・ノア・・・?
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このくらいの曇天だとプレスラインの陰影がきれいに出て素晴らしいですね。エメラルド・クリスタルの5008。
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アルタンス・グレー(たぶん)の現行308HBと308SW。写真ではよく分かりませんが、この陰影の出方は本当に美しいです。
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106も5〜6台来ていたでしょうか。私も乗っていた後期顔のサイドモールありのタイプはもう20年近く、写真の前期型は推定25年選手でしょうか。
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わが先代308は私のSWとCCが2台の計3台。少し寂しいですが、これも時代の流れですね。
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続いてシトロエンです。

シトロエンは2CVやCXなどの旧車あり、新型C3などの新世代ありでいつもバラエティ豊富です。

お、これは珍しい色のCXだな。再塗装かもしれないけど、綺麗に維持されてるなあ。今日のフレフレは、新車旧車を問わず、フランス車の美しい色遣いと、塗装を活かす巧みなボディラインが印象に残るなあ。このCXも実に美しい・・・パシャパシャ。

次男「ねえお父さん、この車シートがボロボロだし、それになんか臭いっ」

ちょ、おま、写真載せられないじゃないか・・・

気を取り直してグランドC4ピカソ(スペースツアラー?)。この青はラズーリブルーですかね。いいですね。いい色です。ガソリン車も8ATになって商品力上がりましたよね・・・
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サンドカラーのサーブル(おそらく)も落ち着いた佇まいでいい感じです。
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今回1番のサプライズはこちら。なんと日本では1ヶ月前に発売されたばかりのシトロエンC5エアクロスです。
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このフードコート、来るたびに飲食店が減っているような気がしますが、大丈夫なのでしょうか。
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そして最後はルノーセクション。

シルバーのアルピーヌA110が来ていました。ネコザメみたいでかっこいいですね。
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ラグナクーペ。このリアのボリュー感がたまりません。
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絵になるルーテシア達。
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現行メガーヌRSのふくよかな造形にも惚れ惚れします。
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いやー、ルノーはカッコいいですね。一方でいつものカングーはこの安定感。ここ5年くらいまったく変わらぬ風景のような気がします。
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それもそのはず、現行カングーは直近のフェイスリフトが2013年なので、もう6年経っているわけですね。カングーは2020年に3代目にフルモデルチェンジされるということですが、つい先日次期カングーとされるイメージが報道されました。
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これは、なにクスワーゲンキャディなのかというほどドイツ車っぽく、ある意味衝撃的なのですが、次期カングーはほんとうにこうなるんでしょうか。

この画像がリークなのか単なる予想なのかは不明ですが、すでにルノーから発表されている「新型EVコンセプト」を見るに、それほどかけ離れているわけではないのかもしれません。

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いずれにせよ、次期カングーが発売され日本に導入された暁には、フランス車のオフ会ではおなじみのカングー集団の趣も変わっていくのかもしれません。

しかし、いつ来ても思いますが、フランス車は穏やかでいいですね。ドイツ車がメーカーを問わず集まるオフ会などというものがあるのかどうか知りませんが、ベンツやBMW、アウディにポルシェが一堂に会するオフ会というのは、とても平和裡に終了するような気がしなくて、なんか怖い。

私自身はこれまで2000年から3台連続、都合20年近くプジョーに乗り続けているわけで、次もプジョーとなると、優に25年を超えてしまうことになります。18歳で免許を取った私が75歳まで運転できるとすると、カーライフは57年。その半分近くをプジョーもしくはフランス車で埋めてしまうとなると、果たしてそれでいいのだろうかという気になります。

しかし、次の車がフランス車でなくなると、フレフレ幕張からも足が遠のいてしまうかもしれません。たまには違う国の車を味わいたいと思う反面、フランス車とその界隈から離れてしまうのもどうかなあと、迷いに迷って時は過ぎるばかりですね。

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