みなさまこんにちは。
いよいよ全国的に梅雨入りしましたね。オープンカー乗りの方々にとっては雨漏りが悩ましい季節ですが、我がプジョー308SWはワゴンですから、当然雨漏りなんてするわけはない(はず)です。梅雨ってジメジメして嫌だなあと思う反面、こんな雨模様の日にグラスルーフのシェードを全開にするのもまた乙なものですよ。
さて、JAIA、日本自動車輸入組合から2014年5月の輸入車新車登録台数速報が発表されましたのでまとめました。数字は海外ブランドの乗用車のみです。
2014年5月の外国メーカー新車乗用車登録台数は17,829台で、昨年5月の20,537台と比べて14%減少しました。また、1月から5月の累計実績は119,034台で、昨年同期間の103,483台から15%の増加となっています。以下、主要ブランドの実績です。
トップのフォルクスワーゲンは前年同月比-1.5%の4,342台でしたが、メルセデスベンツやBMW、ボルボなどのプレミアムブランドは前年実績を軒並み20%以上下回りました。
4月の消費増税の反動減は予想されていましたので驚くような結果ではありません。各社の1〜5月の累計実績についてと、前年同期との差が縮まってきましたから、やはり年後半になってみないと、消費増税によるものなのか、実需によるものなのかはわかりませんね。
というのも、各社とも3月までに増税前の駆込み納車を済ませているのですが、この「3月納車を前提とした受注残」を全量捌けていない可能性があるのです。例えばホンダの3代目フィット。昨年9月の発売後に立て続けに3度のリコールを出してたために出荷が追いつかず、3月中に納車できるはずだった車両の引き渡しが5月までずれ込みました。ええ、うちの義父の体験談です。
このようなリコールに限らず、予期せぬトラブルによる出荷遅れはいつでも起こり得ますので、輸入車の「累積昨年同期比15%増」という数字にも、少なからず3月中に納車するはずだったものが含まれているんじゃないかなあと。そうすると、6月以降の数字もあまり期待できないかもしれません。わかりませんけどね。
さて、2014年5月だけをみれば「惨状」ともいえる状況下で気を吐いているのがジープです。5月の実績である436台は昨年同月の287台の1.5倍。昨年のブランド別販売台数ランキングは8位のプジョーに次ぐ9位だったのですが、今年はプジョーを150台以上引き離して5月までで2,617台の販売を記録して8位につけています。
ジープの好調の理由は、エントリーモデルの「Compass」が売れているからだそうです。 これ最安グレードは300万円以下なんですね。フィアットクライスラーのジープブランド拡販戦略によるものだそうです。「アメ車×SUV」ってまったくノーマークでコンパスという名前すら知りませんでした。私もジープは持ってるんですけどね。これ。
いえいえ、手前です。ベビーカー。これがジープです。
ジープとベビーカーって車輪がついていることくらいしか共通点が思いつきませんが。重量約8kgと双子用のバギーなかでは最軽量クラスで、価格も安くてオススメです。安いけど1人乗りよりフレームがしっかりしていてボディ剛性が高いので、直進性もコーナリング性能もいいですね。ベビーカーもフレームが緩むと曲がらなくなりますから。また、グリップが両側の2本だけでなく中央にもついていますので、片手でも押せるというメリットもあります。雨の日に傘を差しながらなど、どうしても片手で押したい時があります。以前使っていたシルバークロスのポップデュオはグリップが両端にしかなくて、片手で押すとどんどん曲がって行ってしまいましたからね。
えーっと、なんの話でしたかね?
そうそう、輸入車の販売実績ですね。
わがフランス勢の2014年5月実績は、プジョーが404台、シトロエンが153台、ルノーが310台となりました。今月は特に語るべきこともありませんね。PSAに関しては、年後半と言われる新型プジョー308の発売時にピュアテックの1.2リッター130馬力エンジン+アイシン製6速ATがリリースできると、いい滑り出しが期待できるんじゃないでしょうか。欧州メディアの評判もいいですからね。
シトロエンについては新ピュアテックを搭載したC4が本国で今年3月に発売済みで、C3とDS3は今年7月の発売が予定されているそうです。C4 Picassoについてはまだ発表がありませんね。そろそろリーク情報を小出しにして盛り上げ始めて頂きたいものです。
ということで、今月は以上です。
いよいよ全国的に梅雨入りしましたね。オープンカー乗りの方々にとっては雨漏りが悩ましい季節ですが、我がプジョー308SWはワゴンですから、当然雨漏りなんてするわけはない(はず)です。梅雨ってジメジメして嫌だなあと思う反面、こんな雨模様の日にグラスルーフのシェードを全開にするのもまた乙なものですよ。
さて、JAIA、日本自動車輸入組合から2014年5月の輸入車新車登録台数速報が発表されましたのでまとめました。数字は海外ブランドの乗用車のみです。
2014年5月の外国メーカー新車乗用車登録台数は17,829台で、昨年5月の20,537台と比べて14%減少しました。また、1月から5月の累計実績は119,034台で、昨年同期間の103,483台から15%の増加となっています。以下、主要ブランドの実績です。
5月 | 1〜5月累計 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
順位 | メーカー | 台数 | 前年比 | 台数 | 前年 | 前年比 |
1 | VW | 4,342 | -2% | 30,218 | 26,178 | 15% |
2 | Merc-Benz | 3,076 | -24% | 23,258 | 18,595 | 25% |
3 | BMW | 2,482 | -29% | 18,326 | 16,020 | 14% |
4 | Audi | 2,159 | 1% | 13,041 | 11,426 | 14% |
5 | BMW MINI | 1,169 | -16% | 6,420 | 6,574 | -3% |
6 | Volvo | 921 | -25% | 5,729 | 5,426 | 5% |
7 | Fiat | 564 | -27% | 3,408 | 2,443 | 39% |
8 | Jeep | 436 | 51% | 2,617 | 1,728 | 51% |
9 | Peugeot | 404 | -16% | 2,444 | 2,393 | 2% |
10 | Porsche | 358 | -3% | 2,052 | 1,821 | 12% |
11 | Renault | 310 | 23% | 1,998 | 1,405 | 42% |
12 | Ford | 323 | 4% | 1,974 | 1,663 | 18% |
13 | Land Rover | 214 | -26% | 1,343 | 1,423 | -6% |
14 | Alfa Romeo | 237 | -4% | 1,263 | 1,268 | -1% |
15 | Citroen | 153 | -25% | 1,039 | 1,215 | -15% |
合計 | 17,829 | -14% | 119,034 | 103,483 | 15% | |
PSA合計 | 557 | -18% | 3,483 | 3,608 | -3% | |
仏車合計 | 867 | -7% | 5,481 | 5,013 | 9% | |
仏車シェア | 4.8% | 0.4pt | 4.6% | 4.8% | -0.2pt |
トップのフォルクスワーゲンは前年同月比-1.5%の4,342台でしたが、メルセデスベンツやBMW、ボルボなどのプレミアムブランドは前年実績を軒並み20%以上下回りました。
4月の消費増税の反動減は予想されていましたので驚くような結果ではありません。各社の1〜5月の累計実績についてと、前年同期との差が縮まってきましたから、やはり年後半になってみないと、消費増税によるものなのか、実需によるものなのかはわかりませんね。
というのも、各社とも3月までに増税前の駆込み納車を済ませているのですが、この「3月納車を前提とした受注残」を全量捌けていない可能性があるのです。例えばホンダの3代目フィット。昨年9月の発売後に立て続けに3度のリコールを出してたために出荷が追いつかず、3月中に納車できるはずだった車両の引き渡しが5月までずれ込みました。ええ、うちの義父の体験談です。
このようなリコールに限らず、予期せぬトラブルによる出荷遅れはいつでも起こり得ますので、輸入車の「累積昨年同期比15%増」という数字にも、少なからず3月中に納車するはずだったものが含まれているんじゃないかなあと。そうすると、6月以降の数字もあまり期待できないかもしれません。わかりませんけどね。
さて、2014年5月だけをみれば「惨状」ともいえる状況下で気を吐いているのがジープです。5月の実績である436台は昨年同月の287台の1.5倍。昨年のブランド別販売台数ランキングは8位のプジョーに次ぐ9位だったのですが、今年はプジョーを150台以上引き離して5月までで2,617台の販売を記録して8位につけています。
ジープの好調の理由は、エントリーモデルの「Compass」が売れているからだそうです。 これ最安グレードは300万円以下なんですね。フィアットクライスラーのジープブランド拡販戦略によるものだそうです。「アメ車×SUV」ってまったくノーマークでコンパスという名前すら知りませんでした。私もジープは持ってるんですけどね。これ。
いえいえ、手前です。ベビーカー。これがジープです。
ジープとベビーカーって車輪がついていることくらいしか共通点が思いつきませんが。重量約8kgと双子用のバギーなかでは最軽量クラスで、価格も安くてオススメです。安いけど1人乗りよりフレームがしっかりしていてボディ剛性が高いので、直進性もコーナリング性能もいいですね。ベビーカーもフレームが緩むと曲がらなくなりますから。また、グリップが両側の2本だけでなく中央にもついていますので、片手でも押せるというメリットもあります。雨の日に傘を差しながらなど、どうしても片手で押したい時があります。以前使っていたシルバークロスのポップデュオはグリップが両端にしかなくて、片手で押すとどんどん曲がって行ってしまいましたからね。
えーっと、なんの話でしたかね?
そうそう、輸入車の販売実績ですね。
わがフランス勢の2014年5月実績は、プジョーが404台、シトロエンが153台、ルノーが310台となりました。今月は特に語るべきこともありませんね。PSAに関しては、年後半と言われる新型プジョー308の発売時にピュアテックの1.2リッター130馬力エンジン+アイシン製6速ATがリリースできると、いい滑り出しが期待できるんじゃないでしょうか。欧州メディアの評判もいいですからね。
シトロエンについては新ピュアテックを搭載したC4が本国で今年3月に発売済みで、C3とDS3は今年7月の発売が予定されているそうです。C4 Picassoについてはまだ発表がありませんね。そろそろリーク情報を小出しにして盛り上げ始めて頂きたいものです。
ということで、今月は以上です。
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