みなさまこんにちは。

さて、先週は幼児3人連れで石垣島旅行を楽しんできたわけですが、いいことばかりでもありません。

飛行機の国内線は3歳まで無料ですが、双子の座席はありませんので私と嫁が抱っこして乗ることになります。うちの双子は1歳半で体重も10kg近くありますから、エコノミークラスでは狭いですね。

そして1歳児がじっとしていられるわけもなく、バタバタと動き回るわけです。前の席のシートバックのエチケット袋や機内誌やヘッドホンなんかをガサゴソといじくるわけですよ。そしたら前の席のおじさんから「うるせえ」とクレームがきたわけです。

狭い飛行機の中で1歳児のやることですから、かなりどうしようもないんですが、まあそういうことが通じないというか、やっぱりそういうことがガマンならない人もいるんです。怒ったところで静かになんかならないんですけどね。

「おじさん、そんなことでいちいち腹を立てるから、そんな風につるっつるに禿げ上がっちゃうんですよ。」

と、次に何か言われたら言ってやろうと思いました。そのあと何もなかったので言ってないですけどね。

まあ、子供が3人もいるとそんなことはたまにあるんです。この前もですね、

まあいいや。

で、木曜日に出発して日曜日に帰ってきてたのですが、月曜日も休みにしちゃいました。特に用事はなかったのですがせっかくですからね。子供達は保育園、嫁さんは仕事で終日完全フリー!こんな日は年に1回あるかないかですよ。

となると、やることはひとつ。新車の試乗ですね〜。

さーて、何に乗ろうかな。と考えたんですが、自分がいま気になっている下記の3モデルの試乗車はまだ来てなかったんですよね。

・プジョー308 → 11月
・シトロエンC4ピカソ → 10月予定が遅れて11月
・BMW2シリーズAT → 12月

こんな感じです。

じゃあその次に気になる話題のモデルでも乗りに行くか。

ということで、まずはこちら。スバルのレヴォーグですね。
2014-10-24-21-20-17


自宅から15分くらいのところに大きめのスバルディーラーがありましたので、月曜日の開店直後に乗り込みました。

スバル、だいぶかっこよくなりましたね。フロントマスクはスバルらしいマッチョな雰囲気ですが、最近のモデルにみられた、獅子舞が「クワッ!」と睨みつけるような印象は薄らぎました。

斜め後ろから見た雰囲気なんて結構いいですよ。いままでのスバル車では考えられない「流麗」という言葉すら頭をよぎります。
2014-10-24-21-20-48


内装も悪くないです。車両価格300万円超ということを考えると、質感は同価格帯の欧州車よりは落ちますが、そんなに安っぽい感じはしません。
2014-10-20-11-23-36

2014-10-20-11-23-50


試乗したのは2リッターの4WD、というかレヴォーグは全車4WDなんですね。

で、乗ってみた印象ですが、いいですこれ。普通にいいです。国産車でよく感じる不自然な操縦感覚がないです。たかだか10分程度の試乗なので深い部分はわかりませんが、たぶんいいクルマです。

トランスミッションはCVTなんですが、街乗りで普通の加減速ならほとんど気になりません。

ただ1点、ブレーキのタッチがなあ。メディアでも触れられていたと思うんですが、妙にソフトなんですよね。意図的にこういうタッチにしてると思うんですが、うーん、どうなんだろう。でも違和感といえばそこだけですね。

レヴォーグ、いいじゃん。想像したよりも全然国産車っぽくないです。やはり、ワゴンボディのレガシー亡き後のスバルの屋台骨を支える主力車種とあって、かなり気合が入った作りであるようでした。

さて、次に行きましょう。こちら。
メルセデスの新型Cクラスです。
2014-10-24-21-21-46


あ、このメルセデスディーラーは隣がプジョーディーラーなんですね!

私、小汚い格好でプジョー308SWに乗って、プジョーの隣のメルセデスに入る。

すると、ノーネクタイながらパリッとスーツで決めたセールスさんが出てきて、
「お客様。誠に恐れ入りますが『大衆車』のプジョーさんはお隣でございます。」

「あ、いえ、その・・・」

なんてやりとりがあるわけもなく普通に入店しました。

ワゴンの試乗車は11月になるとのことで、セダンの試乗となりました。

日本に輸入されるのはアバンギャルドタイプのみですね。試乗したのはC180。雰囲気はまさにアバンギャルド。乗る人のことはさておき、車両自体はアバンギャルドを名乗ってもまったく遜色のない風貌です。

このエッジは結構ステキです。
2014-10-20-12-46-55


内装もカッコいいですね。電動シートやタッチパネル式コマンダーなどのハイテクだけではなく、使われている素材もプジョーと比べると1グレード上です。そしてこちらも小径D型ハンドル。流行ってるんですね。
2014-10-20-12-48-30

2014-10-20-12-45-31


ただ、FRだからなのか、センターコンソールがぶっとくて運転席はタイトですね。運転中はセンターコンソールの壁が常に左脚に密着している感じで、小柄な私でもちょっと窮屈かなあ。夏場に半ズボンで乗ると汗をかきそうです。

さて乗ってみましょう。快適ですね。超快適です。さすがベンツです。エンジンは1.6リッターターボですが、重量は1500kgなので加速も強力です。先週乗ったセレナと違って、速度を上げてもまったく怖くありません。最初はステアリングと足回りがちょっと緩いなあと思いましたが、走行モードを「sports+」という1番ハードな設定にしたら普通になりました。僕ならこれくらいがちょうどいいかな。

ただしCクラスセダン、超快適なんですが、あまり楽しくないんですよね。うーん、なぜなんでしょう。試乗した限りでは悪いところはひとつも見当たらないんですが、ちょっと操縦感覚に乏しいのかなあ。

もう一つ気になったのはABペダル。すっごく重いんですよね。アクセルペダルはともかく、ブレーキは効きしろがものすごく狭いうえに結構な踏力が必要です。私は小汚いスニーカー履きだったのですが、15分くらいの試乗で右足の裏が痛くなってしまいました。Cクラスを乗りこなすにはもっといい靴を履かなければなりませんね。

Cクラスを降りてわが308SWに乗り換えて店を出ます。

やっぱり違うなあ。この一体感。濃厚な操縦感覚。なんでしょうね。もう2年近く乗って身体に馴染んでいるというのもあるのでしょうが、それを差し引いても308SWの方が路面と密接にコンタクトしている感覚があります。

Cクラスに乗った道路を308SWで走ると、同じ道路とは思えないほど振動が伝わりますので、大多数の人がCクラスの方がいいって言うに決まっています。でも、運転の気持ちよさ、爽快感では308SWの方が上だよなあと。

まあ、目指している方向やユーザーの嗜好が違うということなんでしょうね。

と、レヴォーグとCクラスを試乗して愛車の魅力を再確認したところで、右脚に異変を感じました。

あれ?

なんだこの膝の違和感は?

あ、308のペダルレイアウトっておかしい・・・

308ってABペダルが妙に中央寄りなんですね。全然知りませんでした。だから、スバルとかベンツとかの右ハンドルでまともにレイアウトされたクルマから乗り換えると足が左に寄って膝に来るんですね。

今の今までまったく気にしていませんでしたが、一度気になり出すと気になるのでシートスライドを1ノッチ下げて背もたれを少し起こして調整しました。

いやー、勉強になりますねー。

さて、ディーラーを2件回ったらもう12時半。15時には帰宅しないといけないので、あと1件が限度ですね。日本車、ドイツ車ときたら次はもちろんフランス車のはずですが、プジョーもシトロエンも新車がないし。

となると、あそこしかありませんね!

長くなりましたので次回に続きます。