みなさまこんにちは。

早いもので2021年も終わろうとしています。2021年といえば、社会的にはコロナで開けてコロナで暮れる、そんな年でしたね。2021年末の今日現在は、南アフリカや欧米で猛威を振るったオミクロン株を中心とする第6波に戦々恐々としている状況ですが、2021年の初めにはデルタ株すらなかったんですよ。

第4波の関西を中心とした大混乱、春先のワクチン接種の開始から、夏のデルタ株の第5波。東京23区の2回目接種率を毎日追いかけていたのが、昨日のことのようです。



ということで、今年もいろいろありましたので、2021年に買ってよかったもの一覧で年忘れにしたいなと思います。



1. 車


筆頭はやはりこれ。8年乗ったプジョー308SWから、メルセデス・ベンツGLB 200dに乗り換えました。2020年9月に注文を入れてから、待つこと半年。2021年3月についに納車されました。
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あれから9ヶ月、走行距離は7,500kmを超え、足回りはいい具合に馴染んできたようです。路面の細かな凹凸を拾った時に、ボディは一切揺すられずに「コン」とサスペンションだけでいなす(ような気がする)時は、「ああ、いい乗り心地だなあ」としみじみと感じます。

サスの動きが良くなってきたのか、高速道路でのフラット感も、納車時より落ち着いてきた気もします。

詳細は本ブログでも散々触れてきたので割愛しますが、静かでスムーズなパワートレインに充実の装備、抜群のステアリングフィールにサイズ感もちょうど良い7人乗りということで、大変満足しています。間違いなく、2021年の買ってよかったもの、ベストオブベストです。


さて、多くの他の新車の例に漏れず、我がメルセデス・ベンツGLBも、折りからの原材料価格の高騰やコロナ禍による半導体不足、サプライチェーンの混乱を受けて、2020年夏の発売以来、装備変更や価格上昇が繰り返されてきました。

私の車両は初期モデルにあった後席中央の2口USBポートリッドや助手席足元の小物入れネットなどが廃止され、車両本体価格が約6万円上がった「518万円バージョン」です。

カタログに記載されていたロゴ付きブレーキキャリパーカバーもサングラスホルダーも納車時には付いておらず、このゴタゴタが原因でメルセデス・ベンツ日本は景表法違反(優良誤認)で消費者庁から行政処分を食らってしまったのです。

伝え聞く話では、日本側も「入港して現物を確認するまで懸案のパーツが装着されているのかどうかわからない」とされ、関係者の間では「これで処分を受けるならカタログに何も記載できないじゃないか」という恨み節もあるようです。

しかし、カタログに装備を記載して客を誘引するのであれば、客はその商品性に対して対価を払うのだから、記載された装備は当然装着されているべき、という「当たり前のことを当たり前にやりましょう」という話に過ぎません。

GLBに関しては2022年1月に3度目の価格改定があるとされていますが、2021年の大晦日までについに発表されることはありませんでした。2022年も波乱が続くのかどうか、引き続きウォッチしていきたいと思います。

それはともかく、GLBはほんとうにいいクルマですよ。

2. Lightning - USB-Cケーブル


最近の車の充電ポートはみんなUSB-Cらしいんですよ。うちは夫婦揃ってiPhoneユーザーなのでLightningケーブルはゴロゴロしてますが、USB-Aばかり。USB-Cは1本もありません。

ヤナセも「メルセデス・ベンツ純正USBアダプター」というUSB-A/Cの変換コネクタを発売しているのですが、これが1本2,200円もするんです。

高えよふざけるなと思って探したら、ダイソーでLightning / USB-Cケーブルを売ってるじゃないですか。価格は110円。
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長さは50cmと短いですが、車で使うにはこれで十分。難点は、Lightningケーブルのくせに表裏があり、「UPSIDE」と書かれた側を上にして挿さないと充電されません。
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暗い時は不便かなと思いましたが、指で触れた感覚で分かるので、問題ないですね。9ヶ月近く使っても壊れません。ダイソーすげえや。

3. iPhone SE(第2世代) 256GB

これまでiPhone7を4年以上使ってきましたが、1度交換したバッリーが再び劣化してきたことに加え、アプリが落ちたりブラウザが固まるなどの不具合が頻発していました。

いよいよ限界ということで、iPhone13の発表を心待ちにしていたのですが、なんとというかやはりというか、iPhone 13には指紋認証のTouch IDがつかないんですよ。

ウィズコロナのマスク社会では顔認証なんてほとんど役に立ちません。Apple Watchを使えばマスクを着用していてもロックが解除できるのですが、この機能も銀行アプリや決済アプリの認証に使うTouch IDには対応していないのです。

「廉価版iPhoneが売れる貧乏国日本」みたいな記事が目につくんですが、そもそもiPhone 13は、より大きくより高価でより不便なんです。それをフラッグシップと呼んでいいのでしょうか。いいや、よくない。

iPhoneで指紋認証に対応しているのはiPhone 7と同じ筐体を採用するiPhone SEしかないのです。ところがなんと、iPhone 13の発売と同時に第2世代iPhone SEの256GB版は廃止され、64GBと128GBのみになってしまいました。

大容量が欲しければiPhone 13を買えということですね。その手には乗るまいと、平日夜に隣国川崎のヨドバシカメラまで車を飛ばし、無事に店頭在庫のiPhone SE2 256GBを2台(私の分と妻の分)入手しました。
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やはりこのサイズがいいんですよね。上下の太いベゼルは今となっては古臭さが否めませんが、指紋認証の利便性には代えられません。デメリットといえば、4年振りにスマホを買い替えたのに、何一つ変わり映えしないのでワクワク感がなかったことくらいでしょうか。

4. マットガラスフィルム

買い替えたiPhone SEのガラスフィルム、今回は、生まれてはじめて「サラサラ系」を買ってみました。これが第一印象は最悪だったんですよ。全然サラサラじゃねえじゃん。ザラザラじゃねえか、と。


しかし、使い続けるにつれて好印象に変わっていきました。会社携帯も同じiPhone SEにツルツル系のガラスフィルムを貼っているのですが、サラサラ系は日光や照明が当たるような環境でも光の反射がマイルドで画面が見やすいのです。そしてなにより、指紋がつかないので全然汚れません。

サラサラ系に慣れてしまうとツルツル系の摩擦で指が引っ掛かる感じが耐えられません。もうフィルムはサラサラ系しか考えられませんね。「1日で投げ捨てたいレベル」とか言って申し訳ありませんでした。


5. エアコン

我が家は中古の木造家屋ですが、テレワーク部屋についていた推定13年もののエアコン、あまりのパワー不足で冷房も暖房も効かなくなってしまいました。

これはいかんということで買い換えたのは、シャープのAY-L28X-Wという10畳タイプ。ちょ、でけえなおい。

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このエアコン、「気象予報を活用し、クラウドのAIにより省エネ運転を行う技術」を搭載していて、「日中の運転では、気象予報による外気温や日射量の変化をもとに室温環境を予測し、先回りして運転制御を行うことで、快適な環境を維持しながら省エネも実現する 」そうなのです。

クラウドAIがどれほど有効なのかはよく分かりませんが、とにかくよく喋るんですよ。スイッチを入れれば「暖房、27度で運転を開始します。」と若い女性の声が。スイッチを切ると「運転を停止しました。お掃除運転を開始します。約95分から125分で運転を停止します。フィルター掃除の後にしっかりと内部を乾燥します。」などと、大変ご丁寧に解説してくれるのです。

夜半に部屋に入ると人感センサーが人の姿を検知し「明日の天気は、晴れ。最高気温は15度です。」などと教えてくれます。

いちいちうるせえなあと思わなくもありませんが、とりあえず夏も冬も快適だし、洗濯物はよく乾くので、ありがたいですね。



6. AirPods Pro

ワイヤレスイヤホンはAVIOTというメーカーの1万円くらいのものを2年ほど使っていました。たまに突然接続が切れたりしますが、まあBluetoothってこんなもんかなと思っておりました。

そんな折に、アメックスのポイントが貯まってきて、さらに割引キャンペーンもあるということで、ポイント交換でAirPods Proを受け取ることしました。正確には買ったのではなく、もらい物です。

AirPods Proを使ってみると、やはりiPhoneとの相性は非常にいいですね。ケースから出して耳につければすぐにつながり、iPhoneの画面にはイヤホンや充電ケースのバッテリーの状態が表示されます。

音楽再生中に片耳を外せば一時停止、再び装着すると再生が始まるのも便利だし、外音取り込みモードでは、音楽を聴きながらポットのお湯を沸かすことなんかもできます。

ノイズキャンセリングの性能はいいし、空間オーディオも遠くで音が鳴っている感じで面白いです。

まあ、3万円払って買うかといったら、どうでしょう。メチャクチャ音がいいというわけでもなければ、Zoomなどのウェブ会議ではそれなりにノイズも拾うし。iPhoneに繋げる煩わしさから解放されるのは素晴らしいですけどね。

追記:要するに「高えなあ」という話なのですが、この間リビングダイニングのダイニングでテレワーク中、リビングでは双子男児が『大乱闘スマッシュブラザーズ』を「キエーッ!!!」とか「喰らえっ!!」とか叫びながらやっておりました。AirPods Proでノイズキャンセリングをオンにして音楽をかけているとテレビの音はもちろん、子供たちの声も全然聞こえないんですよね。これは素晴らしいなと思いました。まあ、曲と曲の間ではしっかり聞こえるんですが。


7. バドワイザー

近年、ビールは妻が好きなキリン一番搾りしか買っていなかったのですが、妻はダイエットのためにあまりビールを飲まなくなってしまいました。

そこで、久しぶりにスーパーに売られているビールを片っ端から買って飲んでみたのですが、「一番搾り」以外で一番気に入ったのがバドワイザーです。

バドワイザー、いつも売り場の片隅に寂しそうに並べられていて、「水のように味が薄い」と評されることもありますが、飲みやすくて私は好きですね。350ml缶は一番搾りより10円ほど安いのもありがたいです。

ただ、手巻き寿司と一緒にバドワイザーを飲んだら、メチャクチャ不味かったんですよ。なんでしょう。バドワイザー、寿司には合わないんでしょうか。やっぱり日本の一番搾りはすげえや。



8. セリア・ライナーケースM

我が家ではビールの缶を冷蔵庫の野菜室に立てて冷やしているのですが、野菜室の引き出しを開け閉めすると、中でバタバタと倒れるんですよね。

引き出し型の野菜室にビールのアルミ缶や飲料水のペットボトルを立てても倒れない収納ケースを、かれこれ10年近くに渡って緩く探していたのですが、なかなか見つかりません。

そしてついに発見したのがこちら。100円ショップ「セリア」の「ライナーケース・Mサイズ」です。百聞は一見にしかず。
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もう完璧です。何も言うことはありません。缶6本がピッタリ収まって倒れない。これで100円ですよ。「ライナーケース」なんて名前じゃなくて「アルミ缶保存ケース」と名付けて頂きたいものです。



9. チェアマット

コロナ禍で週の半分以上がテレワークになったことに加えて、レカロのオフィスチェアは非常に重いので、自室のフローリングが傷だらけになってしまいました。

古い家なので床に傷がつくくらいならいいんですが、ささくれだった床板って、トゲになって足の裏にぶっ刺さるんですよ。

これは危険が危ないということで、チェアマットを購入しました。PVCなどの透明な素材はすぐに変色して黄ばむのでお勧めできません。

フローリングのパターンも豊富にあるので、この中から自室の床に近い色を選べば、目立たないのです。


そして実際に来たものがこちら。
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おい全然色が違うじゃねえか。まあ、通販は難しいですよね。フロアのピッチは同じなので、まあいいか。マットの上では椅子のキャスターが重いですが、足の裏にトゲが刺さるよりはずっとマシです。


10. ロフトはしご用フック

我が家のロフトのはしごは木製で、上部のフックで引っ掛けて立てかけるタイプです。折り畳みはできません。傾斜がついているので昇り降りはしやすいものの、足元は部屋に迫り出してくるため、邪魔なんですよね。

子供が成長するに従いロフト部屋が私たち夫婦の寝室にもなったので、はしごを格納式にしたいのですが、これがなかなか高価で、壁の加工も必要とあり、なかなか踏み出せません。

そこで思いついたのが、フックを2段にして、はしごを使わない時は垂直に立てておけるようにする方法です。こんな感じですね。


わずかな金額で積年の課題が根本解決できた時ほど痛快なことはありません。これもいい買い物でした。


11. Fire stick TV 4K MAX

家で子供達が映画を観る時は、LGのテレビで「TSUTAYA TV」でレンタル配信していたのですが、テレビ本体の仕様により2021年11月をもってサ終ということで、Fire TVを買ってみました。私はプライムビデオにも加入しているので、追加費用はかからないし。

しかし、ディズニーとかピクサーとかドラえもんとか、子供達に大人気のコンテンツはもちろんprimeの対象外です。子供向けアニメ映画のprimeラインナップは、まあなんとも微妙なんですよね。

買ってよかったのかどうかよく分かりませんが、とりあえずお前ら映画観たい時はプライムビデオの中から選べよ、ということで、1年もすれば元が取れるんじゃないでしょうか。



12. トイレ

2021年に買ってよかったもの、最後はトイレです。築10年の中古戸建に住み始めてから10年。20年も経つといろいろなところにガタがくるものです。

我が家の2ヶ所あるトイレのうち、2階のトイレが水漏れを起こしてしまいました。工務店に確認してもらったところ、漏れていたのは幸いにも給水側、つまりキレイな水の方。排水側じゃなくて本当に安心しました。

壊れちまったものは仕方ないので買い換えるしかありません。5人家族でトイレ1つって、もの凄く不便ですし。

さて、トイレを買うのって生まれて初めてなんですが、何がいいんでしょう。

僕「せっかく交換するなら、便器が床から浮いてるフローティングタイプがいいなあ。」

妻「はあ?」

僕「あ、いや、見積次第だけど…」

2週間後…

僕「フローティングは普通のに比べて10万円高だった」

妻「もうフローティング以外考えられない。」

僕「あっ、はい。」

費用は内装込みで総額60万円。リフォームって高いですよねえ。お前60万円あったら、どれだけクルマいじれるんだという感じですが。

フローティング型のいいところは、デザインもありますが、奥の方まで掃除がしやすい点が非常にいいですね。

また、タンクがキャビネットに収納されているので配管が露出せず、非常にスッキリしています。アンビエントライトで照らせるのも、フローティング型ならでは。アンビライトに意味があるのかといわれると、特に意味はないんですが。

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キャビネットの色を間違えられちゃったけど、後日無事に交換されました。

ということで、2021年もいい買い物がたくさんできました。2022年もどうぞよろしくお願いいたします。